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Sa\msk$rt文法備忘(後置詞と動詞前綴編)

1近藤 貴夫:2003/07/26(土) 17:08
特に用法を押さえておかないと使えない。

2近藤 貴夫:2004/01/30(金) 12:31
「格の表す意味の範囲は拡張され、特に複合語が発達したことにより、
古典期における正規の前置詞の使用は制限された」(辻文法より)。
なお、名詞の前に置くより後ろに置くことが普通の単語のほうが多いため、
私はここでは<後置詞>と呼んでいます。

呼格を含めて八種類の格の区別があり(但し両数では三種類の形しか
区別しないが)、日本語で格助詞(が・の・を・に・へ・から・で等)で
表す程度の表現は格変化で対応できます。
なので、わざわざ後置詞やそれに準ずる単語(名詞の格形や副動詞(絶対
分詞)の転用など)を使って表す場合というのは、「〜に沿って」「〜の
方へ」「〜を超えて」「〜を除いて」「〜とともに」など、日本語でも
形式的にもう一文節使って表すような場合に限定されてくるのです。

3近藤 貴夫:2004/01/30(金) 13:05
上記「複合語が発達したことにより」というのは、<後置詞やそれに
準ずる単語を、後置詞的に使わず、複合語に取り込んでしまう場合>が
多々あることを指していると考えられます。「〜のおかげで」「〜の
ために」「〜ごとに」など、様々な表現を縮約して、形式上一単語に
してしまうことが出来るのです。
複合語の形式を使うと、<本来は格語尾を使って一つの『句』にするはずの
諸単語>も、複合して一単語にできてしまいます。文型的には簡素化できる
ことになりますが、今度はその複合語の<解釈>(もともとそれらの語は
どういう関係で捉えられていたのか)を巡って問題になる場合も出て来ます。
日本語でも、漢字を長々と組み合わせた造語や、カタカナ借用語を縮約した
言葉などの解釈が、あとで問題になることがあるのと似ています。

4近藤 貴夫:2004/01/30(金) 13:36
後置詞は、特定の格と一緒に使われます。日本語で「関して」と言えば
直前に「〜に」が予想され、「超えて」とか「除いて」と言えば「〜を」
が予想され、「中に」「上で」などとあれば「〜の」が予想される。その
ことと同じことです。
param(超えて)と来れば、従挌(〜から・より)と繋がります。日本語で
「*〜から超えて」「*〜より超えて」は不自然ですが、サンスクリットでは
paramを対格(〜を)と一緒に使うことは不自然なのです。それは、paramは
日本語の「超えて」と違って動詞を起源としておらず、むしろ「(〜より)
向こうへと/向こう側に/外に」の意味だからです。


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