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継続:科学と疑似科学を判別する

516Ken:2025/08/24(日) 11:31:35 HOST:KD059132255132.au-net.ne.jp
問題は、エーテルが力学的にありえないにも関わらず、なお光波動説を支持する理由があったのか、です。2重スリット実験が、その強い理由になったことは分かっている。生成される縞模様の形を波動理論に従って予測できるとなると、光粒子説では説明不可能なのですから。でも18世紀までの観測事象はどうでしょうか? 光波動説が根拠とした事象は列挙しました。光粒子説で、これらを説明できたでしょうか?

(1) 光同士が交差する
(2) グリマルディが観測した同心円
(3) ニュートン環
(4) 光速度が一定
(5) 複屈折

2種類の光粒子を想定するFitsで説明されるのは、(2)(3)(5)ですね。(2)と(3)は、波の回折と干渉が観測されていたのだと、後世になって理解されましたが、18世紀の人はそれに「うっかりと」気づかなかったのではありません。光が障害物の背後に回り込まないことと、2つの光源の光を重ねても縞模様が現れないことから、回折も干渉も光では起こらないと考えられました。それなら(2)と(3)は波動説とは異なる解釈が必要で、そのために光粒子のFitsが考えられたのです。

(1)については旧掲示板で語りました。光粒子の密度が小さければ、衝突は非常に稀であること。また、仮に衝突が起こっても、結果的に生じる映像の乱れが、人間の識別能力より小さいなら、衝突したことは分かりません。類似例として、戦場を飛び交う弾丸同士の衝突が、非常に起こりにくく、起こっても観測できないことも、述べました。

(4)については、粒子が大きさにも質量にも依存せず同じ速度で動くことは実例があります。紀元前以来、質量の異なる物体は異なる速度で落ちると信じられてきたのが誤りで、みな同じ速度をもつと示したのはガリレオでした。加速の原理が同じだからで、もし光粒子も同様の原理で加速されるなら、同じ速度になるでしょう。むろん、加速原理が同じという証明はありませんが、同じではないことを示す観測事象もありません。

結局、Fitsや加速原理のように、それを観測する技術が無く、肯定・否定どちらの結論も出せない仮説と、空間の弾性と密度のように観測が可能で、観測によって否定される仮説が存在する時、後者を採用するロジックを構築することができないことが問題の本質なのです。この問題があるから、光波動説は論理ではなく心理的に支持されたと、AIは述べたのです。

支持したくなる心理は理解できます。光の縞模様が波の縞模様を連想させるのだから、光は波と思いたくなるに違いありません。しかし、より重要な点を考えれば、その仮説は否定されねばなりません。これも類似例を出しましょう。

水中を泳ぐイルカを見れば、誰もが魚を連想します。空を飛ぶコウモリを見れば、誰もが鳥を連想します。そこから、イルカは魚類でコウモリは鳥類という仮説を立てられます。実際に昔の人はそう考えたことでしょう。

しかし、よく観察すると、イルカもコウモリも卵ではなく子供を出産します。ゆえに、どちらも哺乳類で、系統的には魚や鳥よりも人間に近い動物だと結論されるのです。泳ぐ・飛ぶという特性よりも、胎生という特性の方が、より根源的な分類基準だからです。

では波動の特性は何でしょうか。縞模様を作ることも特性ですが、より根源的な特性は、媒質を伝わる振動という点にあります。18世紀には、これが波動の定義といえるでしょう。

哺乳類の定義は胎生で得た子供を母乳で育てることです。波動の定義は媒質を伝わる振動です。その媒質問題で否定される光波動説を、縞模様や光の交差を根拠に支持するのは、イルカを魚と考えた人が、胎生生物である証拠を見せられてなお、海を泳ぐから魚だと言い張るようなものです。

517Ken:2025/08/29(金) 22:33:22 HOST:p934042-ipxg03101akita.akita.ocn.ne.jp
新しい理論が立てられ、旧来の理論が否定されることはあります。ですが、18世紀のエーテル理論は、そのような新理論としての条件を満たしません。旧来の理論を覆した例に挙げられる相対性理論と比較してみましょう。

相対性理論が登場してニュートン力学の「誤り」が明らかになったのは周知のことですが、従来の理論に代わる理論は、従来の理論の根拠となった観測事象も説明せねばなりません。

よく知られるように相対論は「√(1-v²/c²)」という補正係数を導入しました。cは真空中の光速ですが、ある物体の長さをLとすると、この物体が速度vで動く時の長さはL√(1-v²/c²)になるわけです。ニュートン力学ならLはLのままですが。

ニュートン力学:L = L
特殊相対論:L = L√(1-v²/c²)

しかしながら物体の速度vが光の速度cよりずっと小さい場合、補正係数の影響は無視できるのです。たとえば地球の公転速度は30km/s程度で、今の最高の宇宙船よりもはるかに速いのですが、それでも光速の1万分の1で、√(1-v²/c²)の値は0.99999999。ニュートン力学に従って1と見なしても問題はありません。つまり新しい相対論は、ニュートン力学で説明されていた、従来の観測事象も説明できます。ニュートン力学が相対論に置き換わったからとて、それまで説明されていた事象が、説明できなくなる矛盾は生じません。

ところがエーテルを持ち込むのは事情が異なります。物体を無抵抗で透過したり、質量をもたない物質が、波の媒質になるということになると、ニュートン力学で説明されていた事象が説明できなくなる。ニュートン力学は相対論とは両立できますが、エーテル理論とは両立できません。もしエーテル理論が正しいなら、ニュートン力学は根幹から崩れ、ニュートン力学に基づいて構築されたホイヘンス、ダランベール、オイラー等の波動理論も崩れます。

エーテルは光波動の媒質だから、通常の波動の媒質とは異なる力学に従う、などという弁明は通用しません。推奨された文献を読めば分かるように、エーテルとても弾性波を伝える媒質とされたのだから、ニュートンとフックの法則に従わねばならず、もし従わないのなら物理的矛盾になるのです。

光波動説を主張するには、弾性波以外の波動を想定せねばなりません。それは粒子説が想定したFitsのような、また現在のダークマターのような、観測されない存在でもよいのですが、その特性は具体的に語らねばなりません。「弾性波ではないなにか」なんて抽象表現をしてもだめです。

そのような問題があることを承知の上で、光波動説は主張されました。これでは、科学の本分というべき合理性を真摯に追及したとはいえません。

518GB:2025/08/30(土) 22:00:35 HOST:133-32-226-254.east.xps.vectant.ne.jp
>光波動説を主張するには、弾性波以外の波動を想定せねばなりません。それは粒子説が想定したFitsのような、また現在のダークマターのような、観測されない存在でもよいのですが、その特性は具体的に語らねばなりません。「弾性波ではないなにか」なんて抽象表現をしてもだめです。

光は確かに波動性を持つ。だから、「弾性波ではないなにか」を追い求めたが成功せず、
…結局、電磁波だった。これは多大な労力と時間がかかりましたが、事実に基づく科学的探究の結果です。

>ID論は、過去の地球で生物種が変化したことを示す事象を観測し、同様の事象を起こす原因として、人類が実行してきた品種改良を思いつきました。ここでも連想が働いたのです。

繰り返しますが、そんなことを言っているデザイナー論者はいません。そういう形で科学の土俵に乗せようとしてはいない。デザイナー論者は、科学的説明の「不完全さ・不備」を突くことで、煎じ詰めれば「デザイナーの意思なしに世界やその変化は存在しない」と言っているだけです。

デザイナー論を科学の教科書に載せるという提案は、科学の方法論を否定することに等しい。だから、認められないんです。
「品種改良者」は、科学的手法に基づいて立証する必要があること、理解できますか? 抽象的なコトバではなく、事実によって。
繰り返しになりますが、それができたら科学のパラダイムを覆えす大事業。できると考えますか?

自分だけの思考に捉われてませんか? ふつう、妄想と呼ばれる内容ですよ。


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