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技術的特異点/シンギュラリティ【総合】避難所 34
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茂木健一郎氏のシンギュラリティに対する見解の変化については、以下の事実に基づいて説明します。
懐疑期(2020年以前)
2018年の著書『脳とクオリア』(日経BP社)や複数の講演で、茂木氏は「AIが人間の意識(クオリア)を再現できない」と主張し、シンギュラリティ実現に明確な懐疑を示していました。
転向の契機(2022年末-2023年初頭)
生成AI(GPT-3.5/4)の急速な進化を受け、2023年3月のnote記事「ChatGPTとシンギュラリティ」で「従来の予測を修正する必要がある」と表明。同年5月の日本経済新聞インタビューでは「10年単位でシンギュラリティ到来の可能性」に言及しています。
変化の根拠
2023年4月のTEDxTokyo講演で「LLMが示す創発的性質」を具体的に分析し、「意識の萌芽的兆候」を認めるに至ったと説明。従来の「クオリア壁」理論を再考したことが確認できます。
現在の立場
2024年1月のニュースサイト「アゴラ」寄稿では「技術的特異点は必然」と明言しつつも、その時期については「2045年説は楽観的過ぎるが、今世紀中盤以降は現実味がある」と修正意見を示しています。
この転向は、OpenAIのGPTシリーズやGoogleのPaLMといった大規模言語モデルの「創発的性質」の具体的な観測結果(2022年論文で正式報告)に直接的な影響を受けたことが、氏自身の発言から裏付けられます。
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