■「慶應義塾大学 パネルデータ設計・解析センター」 https://bit.ly/4dLEjgR
>過去に限らず現在でも、【外見が多方面にわたって人々に影響】を与えている、という指摘が多くなされている。…【身長が高い人が低い人を上回る分の賃金】をプレミアムとして【「身長プレミアム」】と呼ぶが、この身長プレミアムが【無視できないほど大きい】という指摘もある(Persico et al., 2004)。…
それほど【身長が人々の生活に大きく係わっている】と言える。
>本稿では【日本における外見(特に身長と体重)と労働条件の関係】に焦点を当て、【日本の労働条件において外見から生じる差別の有無】について分析する。
>本稿の結論は以下のようにまとめられる。まず【正規雇用の男性】において、【高身長プレミアムと低身長ペナルティ】が見られたことである。
>【なぜ身長が高いと所得が高いのか】
>大竹(2005)では、【子供の頃】に【体が丈夫で栄養状態がよければそれだけ裕福】と言えるため、【高い学歴を獲得】したり、【様々な経済資源】を生かしたりして、【多くの所得を得る】ことができることが述べられている(Haddad and Bouis 1991:Steckel 1995;Strauss and Thomas 1998)。