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おしゃべりルーム
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読みました・2!
わたしも「レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説の虚実」読みました(こちらは買いました)。
西洋の神秘思想の流れをダ・ヴィンチを切り口にとてもすっきり見せて頂いた、という感じがします。
でも、一番興味があるのは、なんといっても、ダ・ヴィンチってほんとはどういう人だったのか、ということですね。で、絵についてはいつも思うのですが、絵は実物を見ないとわからないですよね。音楽が、他者による再生を通してであるにもかかわらず、「わかる」のに比べて、絵は複製と実物とは全然違うといつも(実物を見たときに)感じます。ですので、ダ・ヴィンチの絵を見たことのないわたしには、ダ・ヴィンチはまだわからない人なのですが、竹下さんのご本では、彼は、バランスのとれた、多くのことに興味があり、有能だけれど、作るうえでも語る上でも多弁ではなかった人、でしょうか。
わたしが以前ここでちょっとふれた、アメリカの作家、カニグズバーグは、サライを主人公にした小説を書いていますが、そこでのダ・ヴィンチは、抑制のきいた、社会秩序に沿って暮らす人で、だけれど、描くものについては頑固さのある人で、描きたくないものはなんのかのと描かず、描きたいものは頼まれなくても描いた人、となっていたと思います。で、自由奔放で、貴族達の裏をかいてちょっとした盗みをすることなど悪と思わないサライの、伸び伸びしたとらわれなさを好んでいた、という書き方だったと思います。まあ、これはその作家がダ・ヴィンチの絵を見て感じたところがそうだったということなのですが。
わたし自身がダ・ヴィンチについてはわからないので、なんだか中途半端な感想になってしまってすみません。
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