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おしゃべりルーム

79Sekko:2006/06/27(火) 04:45:35
作品のスタイル
 フランスでは、日本チームはテクニカルだが体力や体格で劣ると言われてました。そういう時、私は、「日本では体格体力に優れたスポーツマンは国技の相撲に行くから」と言うことにしてます。そうするとフランス人は何か納得します。昔は「野球に行くから」と、まっとうなことを言ってたのですが、相撲の方がインパクトあるかなあと思って。モンゴル勢などに牛耳られてることは知られてないので無視。
 ええと、ブログの方にコメントした絵の購入基準ですが、寝る前と起きた後に目に入るというその基準は、買うときの話で、創るときには別の基準を私は採用してます。ある日本人の彫刻家が、技術がどんなに上がっても自分のスタイルを見出せないと悩んで、師匠のハンガリー人彫刻家に尋ねたときの話です。その師匠は、見た目がどんな違うものを作っても、どれもひと目で彼の作品だと分かったので。彼の答えは、「僕はどの作品を創るときにも、ひとつの状況設定をする。それは、地球が壊滅して、地球人の生き残りが遠い星に移住をするという状況だ。そこに持っていける彫刻はただひとつで、そのタイトルは《地球の生命(=ライフ=生活とも訳せる)》というものだ。どんな小さなものを創るときもそういう設定を信じて創る。それが僕の署名なのだ」というものです。
 それ以来、私も、何かを書くときや、コンサートを開く時、そういうことを漠然と考えます。遠くに旅立つ人に最後に聞いてもらえるもの、読んでもらえるものだと少し想像すると、どれもおろそかにできません。残った作品、そういう意気で仕上げてみてください。楽しみです。




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