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おしゃべりルーム

200Sekko:2007/05/06(日) 18:52:02
カトリック
 フランスのカトリック(司教会議)がフランスの政策についてどう見てるかというのを発表してますが、左派に取り入れられる要素と右派に取り入れられるのとはっきり二つあります。まず、ソシアルの点ではほとんど極左。トロツキストともいえるインタナショナル主義。ユニヴァーサリズムですから本来、国境とか外国人とか移民とかの区別も差別もありません。徹底して弱者の側につきます。まあ、普通の国の経営はそれでは成り立ちませんが、弱肉強食のグローバリズムの席巻するこの世界では、「弱者救済のグローバリズム」でごり押しする勢力があるのは歯止めとして貴重だと思うんで、原則としてはハートです。
 右派に取り込まれる部分は、結婚や家庭の重要性、中絶禁止や安楽死禁止のところ。これは、彼らとしてはロジックですよね。胎児とか、死に行く人とかは弱者の最たるもので、カトはそれを守ろうとする。生きているということ自体が尊厳であり、それを可能な限りまっとうさせるという話です。結婚や家庭の尊重も、未成年の保護という見地からは納得できます。これに関する私の立場は、個人的には、反対です。特に胎児は、独立した命ではなく母親と一体化してるので、女性の選択が優先されると思っています。未成年の保護も、結婚や伝統的家庭にだけ閉じ込めるのではなく、広げればいいと思っているので。ただし、たとえば意に沿わない妊娠を簡単に中絶できる人は、恵まれた国の恵まれた立場の女性だとも言えるので、たとえば、中絶が不可能で生まざるを得なかった人、中絶しろという周りの圧力に屈さずひとりで責任を持って生むことを選んだ人、などなどの人にとっては、誰になんと言われようと、中絶はだめで生むのが正しいと言ってくれるカト教会の存在は助けになると思うのです。なんにつけて、「対抗勢力」がしっかりしてるのは、選択肢も増え、マイノリティにとって力にもなり得るのですから、カトの人が、教皇の祝福を受けて中絶するようになったら世も末です。大体、カトで中絶する人にとっては、少なくともフランスのような国では、教皇の反対など、はなから気にしてません。逆に辛い妊娠と出産をすることになったカト信者にとっては、自分とその子が祝福されていると感じることは支えになるでしょう。そんなわけで、フランスのカトについては、彼らが彼らの姿勢を貫くことは異論がないばかりか、結構なことだと思いますし、カトに対抗するフランスのライシテ・ソシアルを裏側から保証していると思っているわけです。
 今日の投票、白紙投票しようかと迷ってる人たちに、どうせサルコが優勢なんだから、その差を縮めることが民主主義の機能にとって大事、サルコが大差で勝たないということが、彼の暴走の歯止めになるんだからと、セゴ支持を説得しました。2002年、相手がル・ペンだったから仕方ないとはいえ、シラクが討論も拒否して、82%で再選されたこと、あれは「不健康」でしたからね。




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