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おしゃべりルーム
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10月10日のブログ
久しぶりの投稿になります。
10月10日のブログに、「難しすぎると言って、読むのをやめてしまう人がいる」と書かれていたので、私も途中で読むのをやめてしまった著書に心当たりがあり、投稿させていただきました。
竹下先生の著書は、私は、たいていの場合「なるほど〜」と思いながら、ザーッと最後まで読み、一度読んだ後、何度も読み返します。
読み返す理由は、2つあります。
一つは、書かれている言葉を何度も読むことで、励まされたり、支えられたり、自分を立ち返らせてくれるからです。
もう一つの理由は、1回読んだだけだと私も「難しくて」理解できないからです。
殆どの場合、その時、十分に理解できなくて、ページを戻ったりしながらも最後まで読むのですが、唯一、途中でやめてしまった著書が「バロック音楽はなぜ人を癒すのか」です。(先生の著書を全て読んだわけではありませんが…)
視聴する芸術を文章で説明するって難しい〜と思いました。
特に、バレエやオペラについて、観客レベルの知識しかない私は、殆どわかりませんでした。
けれど、この内容を「音と動き」で説明してもらったら、わかりやすいかも〜と思いました。
何故なら、ちょっと前ですが、「ラモーの音楽」がテレビで取り上げられていて、その番組を視聴した時、「イタリア・オペラ」と「フランス・オペラ」について動画を観ながら、その違いを解説していました。大変分かりやすく、この本の内容と私の中でリンクしました。
いつか、この著書の内容をYouTubeとかで観たいです(笑)
もしかしたら、「難しい」というより、理解しながら想像することが、しんどくなったのかもしれません…(申し訳ございません。)
でも、たとえ書かれている内容すべてを分からなくとも、この著書には、心に突き刺さる言葉が随所にありました。例えば「音楽もコンサートで名人芸を聴くという消費活動として定着した…」という文章には、ハッとする思いがありました。
また、音楽の歴史的変遷を知ることは、意味があるな〜とか、音楽と人との普遍的な関係性にもっと思いを寄せるべきだな〜ということも強く思いました。
余談ですが、私は、幼い時から個人レッスンでピアノを習ってきました。子どもの時、新しい曲を頂くと、その譜面を「かいめい(階名)で読みなさい」と必ず先生から言われてきました。「かいめい」という言葉は使てきたにもかかわらず、「階名」という「漢字熟語」を著著の中で見た時、最初、意味が分かりませんでした。さんざん耳にした言葉でも、漢字で書いたり、読んだりすることがなかったのかなあ〜とこの本を読んで、半世紀以上生きてきて、初めて気がつきました。
もちろん新書の「疫病の精神史」も読ませていただきましたが、
ここに色々書きながら、もう一度、「バロック音楽〜」を読み返そう!と今、思っています。
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