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268
:
佐藤公則
:2021/03/24(水) 12:34:26
Re:
nishiyanさんへ
丁寧に教えていただきありがとうございます。
ぼくは子どもの頃国語の勉強が好きで、標準語も割に早くから馴染んでいった気がします。社会人になる頃には堪能になっていて、東北の片田舎の出身なのに全く「なまり」がないねとよく言われていました。ある時、ものすごい喪失感に襲われました。どう言ったらいいのか、大げさに言えば異国の地で異言語を使って生活する自分がいました。幼少時の言語にまつわる自分の生活感覚がすっかり抜け落ちて、心に空白が生じました。これは何をもってしても埋められないもので、要するに心をピタッと表現できる言葉というものは、自分には永久に失われたんだという気がしました。
それをもたらした標準語の文法など、異言語のさらにまた遠い国の言語体系をもって当てはめた借り物のようでどうでもよいとしか思えませんでした。
やるんだったら、自分の母語とも言える一方言について納得できるようにやってみてくれと言いたいですが、今の文法学の体系では無理だと思います。まあわかりませんけど。
山本哲士が「述語制としての日本語」みたいなことを言い出していて、少し気になって松下大三郎の「改撰標準日本文法」をチラ見してみたのです。総論の中で言語の捉え方の記述に面白いと思えるところがありました。はっきり覚えていませんが、言葉と心と文字との関わりを記述した部分で、そういう考察の下で行われる言語学、文法学であれば割と親しめるかなという気がしました。また、松下のそうした基礎的部分の考察の記述は、吉本さんの言語学的考察の記述との接点がありそうだと思いました。それで、珍しくも感じました。でもそれは学者さんがやってくれればいいことです。ぼくには手に負えない世界なので、早々に退散しました。
好き勝手なことをいいましたが、時間がなくなったのでこれで終わります。
2021/3/24 佐藤
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