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呪いの王国

4428bellissimo:2025/03/02(日) 19:40:53
>>4425
銀座のクラブという場所は、単なる社交の場ではなく、お客様が本音をこぼせる数少ない空間のひとつです。その意味で、記憶に残ることを意識するのは非常に大事ですよね。私は、ただ話を合わせるのではなく、この人にはどんな時間が必要なのか?を常に考えていました。たとえば、ある企業の役員の方は、普段はとてもクールで、仕事の話しかしない方でした。しかし、ある日、何気なく休日はどのように過ごされていますか?と聞いたところ、実は、誰かとゆっくり食事をする時間がほとんどないとこぼされました。でも神具を使っていくことで、なんと!今日はこの前の話の続きがしたいとおっしゃるまでに変わったのです。また、政治家や大手企業の経営者が多い銀座では、彼らの抱えるプレッシャーを敏感に感じ取ることも重要でした。言葉に出さなくても、仕草や視線、飲むペースで今日は何か思うところがあるなと察することができれば、適切な距離感を保つことができます。ある政治家のお客様は、いつも明るく振る舞っていましたが、ある晩、珍しく深酒をしていました。そのとき、私は敢えて話を振らず、ただ静かにそばにいました。しばらくすると、こうして何も聞かずに一緒にいてくれるのはありがたいとまでお話しになっていました。その後、長い付き合いになり、ここでの時間が、ずっと支えだったとおっしゃってくださいました。また、銀座での経験は、家庭の中でもたくさん活きています。育児は接客と共通点も多いですよね。2歳の息子は感情の起伏が激しく、予測不能なことばかりですが(笑)、銀座で培った観察力や柔軟性が、意外な形で役に立っています。銀座のホステスの仕事は、ただ美しく振る舞うだけではなく、目の前の人をどれだけ大切にできるかにかかっています。接客のスキルだけでなく、相手の心の奥を感じ取る力が問われる仕事です。そして、その経験は、今の私の生活の中にも息づいています。こんな考えになれたのも神具、魔具があるからだとも思っています。


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