≪We can! 1 (5年生)
Unit2のStory Time
I want to speak English more. We are good friends.
…不定詞の名詞的用法(中2の2学期)、we/friends複数が出てきます。「どうしてこうなるんですか?」と生徒に聞かれたら、どう答えますか?説明にものすごく時間がかかると思いますが、説明しなければ納得できなく、英語嫌いな生徒も出てくると思います。こんなむずかしい文法のが、この時期に必要でしょうか。リスニングもリーディングも、習った文法で対応できる教材にするべきと思います。応用は中学に入ってからで十分では?≫
そこで質問ですが、
“we”が使えない英語って、いったい何を誰と話せばいいのでしょう?
“We are good friends.”——たったこれだけの文で、子どもたちは「わたし」と「あなた」のあいだにある、あたたかなつながりを感じることができます。
それなのに、「不定詞が…」「複数形が…」と難癖をつけて、それを封印してしまうなんて、まるで“友情禁止令”みたいじゃありませんか?
言葉は本来、誰かと何かを共有するための道具のはず。
なのに、“we”すら許されない英語教育の中で、子どもたちは何をどう共有すればいいのでしょうか?