したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Yahoo!知恵袋 名Q&A集

616Hart Bel:2025/03/29(土) 16:17:24
Q:
日本の英語教育では、文法を体系的に学ぶことが重視されてきました。その中でも「不定詞の用法」は、名詞的・形容詞的・副詞的に分類され、和訳とともに詳しく説明されることが一般的です。
ところで、現代では 英語は全ての日本人にとって 初めての、そして、半数強の人にとっては 唯一の外国語ですが、江戸時代は外国語と言えばオランダ語が主流だったのは みなさんご存知かと思います。

それで、福沢諭吉は江戸時代にオランダ語を学び、明治になって 英語に乗り換えた文化人としても有名ですね。 当時はパソコンやネットはおろか、カセットレコーダーのような音響機器も存在せず、英語を覚えるのにも現代とは比べ物にならないくらい不便な時代でした。しかし、それでも、諭吉は英語の前にオランダ語を習得していて、オランダ語は英語に最も近い言語ということもあって、英語に対する抵抗も小さく、これは 私たちが逆立ちしても享受することのできない大きなアドバンテージだったはずです。そして、最初のうちは オランダ語の知識を駆使したと思われます。そこで、とあるページ(makki-english.moo.jp/3infinitive2.html#adjective )から英文を借りました。

"It's time to go."

諭吉なら、日本語よりも 次のように オランダ語に訳した方が 分かりやすかったでしょう。

"Het is tijd om te gaan."

ところが、明治になると オランダ語は途端に下火になり、代わって 英語が最初の外国語として学ばれるようになりました。そうすると、諭吉の手法は使えませんから、和訳するしかありません。

「もう行く(べき)時間です。」

不定詞を用いていますが、特に難しい文ではありません。小学校の英語でも よく登場しそうな文です。しかし、そのサイトでは 勿体ぶって 「特別な用法 (高校範囲)」と位置付けています。難しいとしたら、不定詞を名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法というように カテゴライズし、無理に日本語に直訳しようとするからだと思います。ですから、日常的にもよく使われる表現であって何も特別な用法でもありません。
それから、ページの最初の方で、「文法の説明は入れましたが、わからなくても大丈夫!大事なのは、スラスラ英文を言えることです。何度も音読して、練習してください。できるようになったら、和訳だけを見て、英文を言えるようにしましょう。」 と書いていますが、コンテキストもなしに、脈絡のない英文の羅列の和訳を 機械的に元の英文に還元する練習をしたところで、どれだけ、状況に応じて 適切な英文を使いこなせるかも疑問です。

そこで質問ですが、日本における英語教育では、なぜ依然として「不定詞の用法」を名詞的・形容詞的・副詞的に分類し、それに基づいた和訳を重視する傾向が強いのでしょうか? これは英語の実践的な運用能力の向上にどのような影響を与えていると考えられますか?

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14312909984


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板