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Yahoo!知恵袋 名Q&A集

603Hart Bel:2025/03/15(土) 06:33:40
Q:
英語を学ぶ際、単語や文法を覚えるだけでなく、実際にその表現がどのような場面で使われるのか を理解することが大切です。
特に、日本語と英語では同じ意味の表現でも使われる状況やニュアンスが異なることがあり、直訳だけでは適切に伝わらないこともあります。

ところで、現代では 英語は全ての日本人にとって 初めての、そして、半数強の人にとっては 唯一の外国語ですが、江戸時代は外国語と言えばオランダ語が主流だったのは みなさんご存知かと思います。
それで、福沢諭吉は江戸時代にオランダ語を学び、明治になって 英語に乗り換えた文化人としても有名ですね。 当時はパソコンやネットはおろか、カセットレコーダーのような音響機器も存在せず、英語を覚えるのにも現代とは比べ物にならないくらい不便な時代でした。しかし、それでも、諭吉は英語の前にオランダ語を習得していて、オランダ語は英語に最も近い言語ということもあって、英語に対する抵抗も小さく、これは 私たちが逆立ちしても享受することのできない大きなアドバンテージだったはずです。そして、最初のうちは オランダ語の知識を駆使したと思われます。そこで、とある英語塾の元講師のサイト(makki-english.moo.jp/3passivevoice2juniorexample.html )から英文を引用しました。

"The book is very interesting."

諭吉なら、日本語よりも 次のように オランダ語に訳した方が 分かりやすかったでしょう。

"Het boek is erg interessant."

ところが、明治になると オランダ語は途端に下火になり、代わって 英語が最初の外国語として学ばれるようになりました。そうすると、諭吉の手法は使えませんから、和訳するしかありません。

「その本はとてもおもしろいです。」

ごく簡単な文ですが、注意点がいくつかあります。というのも、そのページでは
「頭で考えるより、スラスラ言えるまで、例文を何度も音読しましょう!
出来るようになったら、和訳だけを見て、英文を言う練習をしてみてください。」
とありますが、コンテキストもなしに単文だけを和訳しても ニュアンスが全く分からないことです。

先ずは、定冠詞のtheです。

「その本はとてもおもしろいです。」を "The book is very interesting." と訳した場合、少し変なシチュエーションとしては、以下のような状況が考えられます。

* あなたは友人と本屋にいます。
* 友人が手に取った、少し古びた本を見て、あなたは言いました。
* "The book is very interesting."

* この状況では、特定の「その本」を指しているため、"The book" よりも "That book" を使う方が自然です。
* "The book" は、一般的な「本」を指すニュアンスが強く、特定のものを指すには少し曖昧です。
* この状況では、友人が手に取った特定の「その本」を指しているため、"That" が適切です。
* "That book"と言うことで、話し手と聞き手の間で、どの本の事を言っているのか明確になります。

次は、interestingです。「おもしろい」に対応する英語としては 他にも funnyがありますが、訳語を共有していても 英語では同義語とは言えず、相互互換性はあまり高くありません。ですから、こんな表現もありえます。

"This book isn't so funny, but quite interesting."

それと、英語を訳す時と、普段私たちが話す日本語とでは 文体の乖離が大きいことです。最初の英文をカジュアルに訳せば、「本、すごく おもしろいよ。」となるでしょう。

そこで 質問ですが、皆さんは 英語の例文を覚えるときに、どのようにして文のニュアンスや適切な使い方を身につけていますか? また、例文を覚える際に意識していることや、実践している学習法があれば、ぜひ教えてください。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13312243838


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