この論法だと、”Here we go!”は「ここに私達は行く。」、"What a shame!"は
「何と言う恥」と直訳すれば、この「直訳」した日本語の文から、英文を作ることは比較的簡単ということになりますが、そんな人は少数のような気がします。
そこで質問ですが、みなさんは 英語らしい表現を引き出すためには、日本語としては、不自然な訳でも、直訳が大事だと思いますか?
英語の慣用表現を適切に翻訳するためには、直訳よりも意訳が重要だと考えます。
・慣用表現は言葉の意味を超えた意味合いを持っており、単純に単語を直訳しても本来の意味が伝わりません。例えば"Here we go!"は「ここに私たちは行く」と直訳すると文字通りの意味になってしまい、「さあ始めよう」という本来の意味が失われてしまいます。
・同様に"What a shame!"を「何という恥」と直訳すると、本来の「残念だ」「惜しい」という意味が伝わりません。