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Yahoo!知恵袋 名Q&A集

122Hart Bel:2024/02/02(金) 11:01:39

Q:
文法訳読法で英語が話せない理由

私たちが中学で英語を勉強した時、教師が日本語で文法事項を解説し、英語の文章を日本語に訳してゆくという方法が主流でした。所謂「文法訳読法」ですね。でも、それでは 英語を話せるようにはならないというので、英語教育も見直されてきました。一方で、そんな風潮に刃向かって、伝統的な「文法訳読法」を踏襲しているサイト(makki-english.moo.jp/4dictionary.html )があります。

以下 引用です。

‹引用開始›
≪1つ注意して欲しいのは、英文を音読をする時に、日本語の意味を思い浮かべながら音読することです。≫

≪何度も書いていますが、私は、単語を覚える時に一番大切なことは、「正しい発音ができて、日本語の意味がわかる」ことだと思っています。≫

≪英単語は、1語づつ、しっかり日本語訳をつけて直訳することが、英語を話せるようになる近道です。≫
〈引用終了〉


↑のサイトの主は自身の学習経験だけでなく、これまでの指導経験からこう考え、それを広めたいと思うに至ったのでしょう。しかし、一方で とある日本語教師によると、

【日本語で日本語を教えています(直接法)。

もちろん媒介語を使う間接法もいいのですが、ご提示のページで示されている方法は、前世紀の時代遅れな文法訳読法にのっとっており、これでは英語が話せるようにはなりません。(ラテン語のように、文献が読めればよいという言語に対する学習法です)
発音を片仮名で書かせているのも、テストで点を取るための英語の発想から脱却できていないことのあらわれです。

現在はコミュニカティブ・メソッドや、Can-Do Statementによる学習法などが第二言語学習理論において有効とされています。

そのような旧態依然の方法を主張するサイトは無視していいと思います。】

だそうです。そこで質問ですが、文法訳読法では 英語はどうして話せるようには ならないのでしょうか?


A:
文法訳読法では、英語を単なる「情報」や「知識」として学ぶため、英語を「使う」能力が育ちにくいです。具体的には以下の理由があります。

1. 実際の会話では、一つ一つの単語や文法を日本語に訳しながら話す時間はありません。スムーズなコミュニケーションを取るためには、英語を英語のまま理解し、反応する能力が必要です。

2. 文法訳読法では、文法的に正確な英語を作ることに重きが置かれますが、日常会話では必ずしも完全な文法を用いるわけではありません。自然な英語表現やイディオム、スラングなどを学ぶ機会が少なくなります。

3. 文法訳読法では、リスニングやスピーキングの訓練が不足しがちです。これらのスキルは、実際に英語を話すためには欠かせません。

以上の理由から、文法訳読法だけで英語を学ぶと、英語を話す能力が育ちにくいと言われています。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10292417635


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