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ネット・ウヨサヨ論

143鳥山仁:2003/12/26(金) 14:31
142さん>
それをやったのは、ドイツの社会党です。
しかも、ヒトラーはレーニンの著作を読んでナチスの理論的バックボーンにしたので、
国家主義的な側面を除けば理論的に左翼とほとんど同じです。
ユダヤ人差別、黄色人種差別(主に中国人)はマルクスの著作を読むと繰り返し出てきます。
日本では、マルクスの著作よりもレーニン、トロツキーの著作の方が影響力があるのですが、
右翼も左翼もレーニンの熱帯植民地論を基礎としているという点でドイツと一緒です。

これらの理論が社会に浸透した最大の理由は、
日本もドイツもロシアも「植民地獲得競争に乗り遅れ」
「大規模な戦争を開始した国」だからです。
ロシアは総動員令を発動、ドイツはシュリーフェンプランを実行することで、
第一次世界大戦を引き起こしましたし、
日本は真珠湾攻撃で太平洋戦争を引き起こしました。

こういった大量の死傷者を生み出した戦争責任のある国家では、
責任回避のために運命論的な理屈が受け入れられやすく、
本来赤化を最も忌み嫌う上層階級でも、
自ら進んでマルクスやレーニンのウソでたらめを受け入れた節があります。

経済のために戦争が発生するという、マルクス、レーニン的な理論は、
戦争を引き起こした人達にとって、自己弁護のための便利な道具となります。
「経済的な理由から必然的に戦争が起こったので、僕は悪くない」ってことです。
しかし、現実の歴史は全く逆で、近代戦争は経済目的で発生しませんし、
発生した戦争が経済を規定してしまいます。

従って、左翼の理論破綻が社会的自明になると、
右翼にも自動的に理論破綻のレッテルが貼られます。
ただし、日本、中国、韓国は、純血国籍法を採用しているので、
右翼というより民族主義的な団体は生き残ります。
政治的に考えると、今後はこいつらが厄介な存在ですね。


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