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農薬関連 ニュース議論
47
:
名無しさん
:2018/11/21(水) 21:04:23
需要減や規制強化で四面楚歌(そか)の化学業界(The Economist)
環境エネ・素材 The Economist 2018/11/21 2:00
米国の陪審は民事裁判で巨額の賠償金の支払いを命じることで知られる。カリフォルニア州の陪審は2002年、米たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナルに対し、あるヘビースモーカーのがんの原因になったとして280億ドルもの賠償金を支払うよう評決を下した。もっとも、その後の判決で賠償額は2800万ドルに下がった。このため、同州の陪審が今年8月、米種子大手モンサントに対し、学校の用務員だったドウェイン・ジョンソンさんに2億8900万ドルの賠償を命じる評決を下しても、2カ月前にモンサントの買収を完了した医薬・農薬大手の独バイエルは、心配は無用だと株主に説明した。ジョンソンさんはグリホサートを主成分とする除草剤「ラウンドアップ」のせいで末期がんになったと主張。モンサントは陪審が「論理的根拠に乏しいニセ科学」に基づく評決だとして、この判断は覆されるとタカをくくっていた。
ところが裁判所は10月、陪審が認定した事実を追認した。賠償金は減額されたが、なお7850万ドルに上った。バイエルは11月13日、同様の訴訟が9300件に達していることを認めた。賠償総額が数百億ドルに膨れ上がる可能性は明らかだ。
バイエルは依然としてラウンドアップとがんとの関連を完全に否定しており、同社のヴェルナー・バウマン社長は「徹底的に」争う構えだ。だが、ジョンソンさんの弁護人ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、自分たちは勝ち続けると確信している。「モンサントの頭痛の種になり、バイエルの毒薬になるほど勝ってみせる」と。ラウンドアップ関連商品は、モンサントの営業利益の7割を稼ぎ出す。最初の判決以来、バイエルの株価は下がり、時価総額は270億ユーロ吹き飛んだ。
評決は化学業界全体に波紋を広げている。独BASFや米ダウ・デュポンなど他の農業用殺虫剤大手のグリホサートへの依存度は低いが、バイエルと同様に株価が下落している。投資家は化学品への反動に神経をとがらせている。
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