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京都2キャンパス(衣笠・朱雀)への要望 Part 1

176名無しの立命生:2019/03/30(土) 11:08:44 ID:udRDVcOQ0
関学・関大が募集停止にならない限り、
どれだけ赤字を積み上げても
存続するはず。

大学の体面が第一。

177名無しの立命生:2019/03/31(日) 18:19:24 ID:nEeyQk.20
>>170

志学館の軒庇(ノキヒサシ/ノキビサシ)の特徴的な深さに気がついて指摘しているところが素晴らしい。
また、学舎の外壁が「ドンゴロスタイルの外壁茶褐色(小豆色〜レンガ色)」であることをあえて指摘している点も素晴らしい。
衣笠の外壁モザイクタイルは職人の手によるもので、実は非常に味わいがあり、二度と同じデザインにはなりにくいものだった。
このキャンパスマスタープラン、ちゃんと建築を見てる人が編集していることがわかって驚いた。
最近、立命館総合企画課・キャンパス計画室が職員募集に際し一級建築士の資格を要件にしていたのも頷ける。
衣笠キャンパスの建物で1983-4年頃までに設計されたものの多くは、建築家・富家宏泰(1919-2007)の手による。
富家は関西モダニズム界の重鎮とも言える建築家で昭和48年(1973年)の建築家番付表において、西の前頭に押される程の実力者であった。ちなみに、かの大江裕も前頭。黒川紀章は小結に挙げられている。
他の代表作に「谷崎潤一郎邸」、「ワコール本社屋」、「比叡山観光ホテル」、「河原町カトリック教会」、「京都全日空ホテル」、「弥栄自動車本社屋」、「京都府立文化芸術会館」などなど、多数の名建築を残した建築家。
衣笠の建物は一見「無機質」で特徴のないコンクリプレハブっぽい建物だが、今の時代になると同じものは注文してもできない。その意味でも富家建築の見本市とも言える。評価がイマイチなのは、富家の設計であることが大きく公表されていないことが影響しているように思う。
存心館の時計台と、真向かいに対峙する末川記念館はいずれも富家の作品だが、屋根の形状は酷似している。
その他、以学館も富家の傑作の一つで、東西に延びるホール部分はウィング(鳥の羽根)のように反り上がったデザインになっている。

なお、富家建築については、京都橘大学で近代建築を専門にしている河野良平先生(准教授)が研究している。

178補足:2019/03/31(日) 18:25:13 ID:nEeyQk.20
立命館がかつて本部を置いていた広小路キャンパスというのがある(らしい・・・というか写真で見たことがある)。
現在、京都府立医科大学に引き継がれているらしいが、立命館時代の体育館ともう一つの学舎が現存するらしい。
このいずれもやはり富家宏泰の設計で、特に現存する体育館は、実は未完成であることを富家の著書(あるいは研究者による富家に関する記事)で明らかにされている。
実際は現物の二倍の大きさにする予定だったのが、半分のところで工事を終わらせたとか。こちらもモダニズム的に貴重な建築物なので、いつか機会があれば見てみたいと思う。

179補足:2019/03/31(日) 18:37:05 ID:nEeyQk.20
https://www.shimz.co.jp/200th/sakuhin/sakuhin_pdf/b021700_01.pdf

清水建設200周年記念集から「以学館」(設計・富家建築事務所)の空撮写真。
この奇抜で挑戦的なモダニズムの本流を行くデザイン。一度壊してしまうと二度と見れないだろう。
左右に伸びるホールと、北側前面に大きくせり出した「大階段室」が秀逸を通り越し芸術的と言っても過言ではない。
建物東側に日本庭園があったという記録が残されているが、現在は建物が増築されていて庭園は存在しない。
残念である。2000年頃に恒心館とともに大改修が行われたが、デザインをすっかり変えた恒心館とは違い、以学館は外観の9割が保存される形での改修となった。

183法学部:2020/01/02(木) 15:21:11
金あるなら今の存心館ぶっ壊してOICみたいな外装が綺麗な校舎にしてほしい。内装いくら綺麗にしても外装がダサかったら受験生だって来たいと思わないし


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