[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ジャンル問わず不思議体験を教えてください
563
:
不思議な名無しさん
:2021/05/02(日) 14:33:21 ID:DuHyVM6s0
また、ある冬の日ひいじいちゃんが厠へ行こうとすると廊下に見知らぬ男の人がへたり込んでいたことがあるそうな。
ひいじいちゃんが話を聞くと「盗みに入ったが大声で怒鳴られ腰が抜けた・・・」と話したらしい。
話を聞いたひいじいちゃんはその男の人に幾ばくかのお金を渡して家へ帰らせたそうな。
当時子供だった親父が「じんださんにうと家には「鬼さんの柱」と呼んでる物がある。それも天井に・・・
事の始まりは戦時中、ひいじいちゃんのまで遡る。ひいじいちゃんは信仰に篤い人で朝晩の仕事の前後や人の家にお邪魔するときは必ず手を合わせる人でみんなから「念仏の○○さん」と呼ばれていたそうな。
家も農家だったんで戦時中でも余裕があり町から来た人と食べ物と物品を交換してたらしい。
そんなある日、食べ物と交換してほしいと能で使うような翁面を持ちこんできた人がいた。
ひいじいちゃんは大した価値も無いと思ったらしいけど快くその面と食べ物を交換してあげたそうな。
それからというもの・・・体調は崩すわ鶏は卵を産まなくなるわ農作物は病害に遭うわで大変な目に遭ったらしい。
不思議に思ったひいじいちゃんはその年の報恩講でごんげはんに事情を話した所
「あんたのような信心深い人に罰が当たるはずがない。何か変わったことがなかったか?」
と聞かれ翁面の事を話したそうな。すると
「出所の分からないものだし、こんな世の中だ。人の妬みや嫉みほど怖いものはない。手放しなさい」
と助言されたそうな。
しかしひいじいちゃんは
「縁あって家に来られたのだから処分するのは忍びない」
と家でも一番日当たり良い場所に飾り
「特に良いことも悪いことも無く一日無事終わりました。明日もよろしくお願いします」
と毎日手を合わせていたそうだ。」すると半年もしないうちにひいじいちゃんの体調も家畜の体調も良くなったらしい。
また、その年は凄く豊作になり人手が足りなかったそうだが見知らぬおっさんが手伝ってくれたらしい。
こびるになって一服するといなくなる、でも作業を始めると何処からともなくやって来ては手伝ってくれるのでひいじいちゃんは
面の「鬼さん」だろうと感謝して翁面に水やおにぎりを備えていたらしい。
また、ある冬の日ひいじいちゃんが厠へ行こうとすると廊下に見知らぬ男の人がへたり込んでいたことがあるそうな。
ひいじいちゃんが話を聞くと「盗みに入ったが大声で怒鳴られ腰が抜けた・・・」と話したらしい。
話を聞いたひいじいちゃんはその男の人に幾ばくかのお金を渡して家へ帰らせたそうな。
当時子供だった親父が「じんだはんに言わんでもいいが?」と尋ねたところ
「鬼さんがちゃんと叱って改心させてくれたからじんだはんに言わんでもいいが」と笑っていたそうな・・・
しかし、ごんげはんの言った通り人の妬みや嫉みというものは怖いもので、ある晩、翁面は鏨を撃ち込まれてばらばらにされたらしい。
ひいじいちゃんは犯人が分かっていたらしいけど、
「人は富める人を羨むのではなく等しからざるを恨むものだ」
と言って死ぬまで決して相手の名は出さなかったらしい・・・
割られた面はごんげはんに供養を御願いしたが「本来そう言ったことは引き受けていないが
ちゃんとしたところで供養してもらう」と別のお寺で焚き上げをして下さったらしい。
親父が言うにはごんげはんに「お前のじいさんは立派な人だ・・・毎日手を合わせて拝んで悪い者を改心させた。本当に立派だ」
と褒められたそうな。
その後、好景気の時代が来たのも有って我が家を新築しようとなった時、ひいじいちゃんが
翁面の掛けてあった柱を天井の梁にすると言い出した。面が掛かっていた柱を居間の梁にすれば
いつでも家族を見守ってもらえるというのがひいじいちゃんの考えだった。こうして「鬼さんの柱」は天井に来ることになった
面が掛かっていて日焼けしていない部分の真下はひいじいちゃんの席となった。
ひいじいちゃんがしもうっていった後はじいちゃんが、じいちゃんの後は親父がそこに座っている。
いずれ俺もそこに座り子供や孫に「鬼さん」の話をするのだろう・・・
ただ謎なのはひいじいちゃんが翁面を何故「鬼さん」と呼んだのか?
じいちゃんは「おきな」を「おに」聞き間違えたんだろうと言っていたけど
人の妬み嫉みがこもった面は本当に「鬼」になっていたのだろうか?
信仰心の篤いひいじいちゃんの行動は本当に「鬼さん」を改心させたのか・・・
俺には分からないけど今日も変わらず「鬼さんの柱」は天井から我が家族を見守ってくれている
まぁ、全部嘘なんですけどね!
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板