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お盆だし津々浦々の妖怪たちを紹介する【二年目】
1
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:11:21 ID:RKeBd1Lk0
御晩でございます、今年も怪談の季節がやって参りやした
去年建てたスレがひっそりと需要あったみたいなので 今年も建ててみたよ
※一年前スレ→お盆だし津々浦々の妖怪たちを紹介する
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/study/12320/1439469354/-100
昨年同様 送り盆までの4日間、全国の妖怪&怪談話を淡々と紹介してくので
眠れぬ夜の暇潰しにでも 寄ってらっしゃいまし
2
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:13:45 ID:RKeBd1Lk0
では さっそく
・川獺(かわうそ)
イタチ科の動物としてお馴染みの川獺だが、妖怪界では狐・狸と並んで人間を化かす三大スペシャリストのうちの一匹。
北は北海道から南は広島県、それどころか中国やベトナムにまでその悪名は轟いているらしい。
青森では一種の憑き物のように伝えられているが、大抵は 美女に化けて人間に近づくのがお決まりのパターンである。
ちなみに
人間に化けた川獺に「誰だ」と尋ねると、「俺や」とうまく言えず「アラヤ」とか言ってしまいすぐバレるのは意外と有名な話。ドジっ子なところがどうにも憎めない。
3
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:19:23 ID:RKeBd1Lk0
・薬缶づる(やかんづる)
夜分遅くに森の中を歩いていると、突然木の上から やかんが下がってくる。そんなドッキリ番組のような演出をしてくるのが 長野県に伝わる怪異、薬缶づるである。
西日本で有名な 釣瓶落としという妖怪に似ているが
人を喰う釣瓶落としとは違い、びっくりさせるだけで害はない。
一説には「遭遇すると病気になる」などと言われるものの…基本的にはこちらのリアクションが試されているだけのようだ。
4
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:20:45 ID:RKeBd1Lk0
・後神(うしろがみ)
突然背後から髪を引っ張られ、驚いて振り返るが 誰もいない。これが後神の仕業であり、「後ろ髪を引かれる」の語源……と思いきや、この話はむしろ「後ろ髪」から発生した創作との意見もある。
結局どんな妖怪かというと、江戸時代の『狂歌百物語』には 何か行動しようとする心を思いとどまらせる霊として描かれており、
さらに戦後の文献では臆病者や優柔不断な人間に憑く 一種の憑き物と言われている。
三重県では 親が子を勘当する気持ちをなだめる妖怪として、伊勢神宮にも祀られているそうな。
5
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:25:37 ID:RKeBd1Lk0
・通り者(通り悪魔)
後神と同じく人の精神を左右する妖怪。気持ちがぼんやりしている人間に取り憑き 心を乱すという。
江戸時代後期の書物『世事百談』『古今雑談思出草紙』には 通り者についてのエピソードがいくつか書かれており、内容は様々だが総合すると 以下のようなもの。
ある人が庭先でぼんやりしていると、不意に奇妙なものを見る(巨大な炎、無数の武者達など)。始めは驚くものの、目を閉じ心を落ち着かせるとそれは消えていった。が、隣家では同じものを見た家主が乱心して 止めに入った家族を殺し自殺してしまう。
…現代でも「通り魔殺人」などと言うが、もちろんこれは通り者が由来である。
6
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:27:43 ID:RKeBd1Lk0
ということで 後神といい通り者といい、昔の人は 人間の精神的な揺らぎを妖怪として表現していたわけですな。
現代社会にもそんなロマン溢れる考え方があったっていいと思うんだ…。
7
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:30:08 ID:RKeBd1Lk0
・一本だたら
奈良・和歌山県で主に伝わる一本足の怪。名前は有名だが地域によって伝承はバラバラである。
基本的に山中に棲み、奈良県の伯母ヶ峰山や果無山脈では12月20日のみ現れるとされる。その日の夜は外出してはいけないと言われるほど畏れられているが、人間を襲うことはないとの事。
ちなみに近年では なんと2004年、和歌山県田辺市にて 一本だたらの足跡が発見され話題になった。
「冨田のがしゃんぼ(一本だたらの別称)」で検索すると写真も見られるぞ!ロマンをありがとう!
8
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:43:53 ID:RKeBd1Lk0
・しょうけら
庚申待(こうしんまち)という言葉を聞いたことがあるだろうか。
“庚申”とは干支の組合わせで57番目にあたる日の事である。中国の道教では、人間の体内には3匹の虫がおり 庚申の日に人間が眠ると、この虫達が宿主の悪事を天帝(閻魔大王)に報告するとされている。そのため当日は皆眠らずに夜通し酒盛りなどして過ごし、これを日本では“庚申待”と言うそうだ。
「しょうけら」とは庚申待にて人間達を監視する悪魔のようなもの。上記の3匹の虫を三尸(さんし)と呼ぶのだが、これと同類のものとも言われている。
ところで次の庚申の日は2040年に来るそうだ。まだまだ先の話だが、ちょっとだけ意識してみるのも面白いかもしれない。
9
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 00:50:30 ID:RKeBd1Lk0
さて、まだまだたくさん紹介したいところですが
ちょいと忙しいので今夜はこの辺で…
見てくれる人いるか分からないけど これから4日間よろしくねー
10
:
不思議な名無しさん
:2016/08/13(土) 06:42:08 ID:544YmkDg0
こちらこそ、よろしくです(・ω・)ノ
11
:
不思議な名無しさん
:2016/08/13(土) 07:46:51 ID:e8qTPWmo0
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12
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 23:55:18 ID:on/WrOqM0
>>10
ありがとう!
もっとどんどん紹介したいけど 残業だらけで中々書きためられないんだ…
・五体面
人の頭部に手足が生えたシュールなルックスの妖怪。江戸時代の絵巻物に紹介されているが 特に説明はなく、ただただ見た目のインパクトがでかい奴。
頭と四肢を合わせた数からこの名前になったと思われる。
前スレで紹介した 妖怪界のゆるキャラ「ぬっぺほふ」と肩を並べるキモカワ系妖怪の筆頭である。
13
:
甘九郎
:2016/08/13(土) 23:57:18 ID:on/WrOqM0
五体面を紹介したついでにコイツにも触れておく
・はらだし
五体面と同様の姿、もしくは腹に顔がある人型の妖怪と伝えられる。酒を飲ませるととても喜び 陽気に踊ってくれ、これを見ると幸運が訪れるそうな。
また落ち込んでいる人を見つけると踊って励ましてくれる めっちゃイイヤツ。
ただし上記の話は小説家・佐藤有文氏によるものである。この方、怪奇系児童書の作家だが 資料として中々アバウトな記述が多いことで有名なため…大きな声では言えないが正直あんまり信用できない御人。
はらだし も創作では?との意見も少なくない。というか多い。
14
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 00:04:54 ID:on/WrOqM0
・夜道怪(やどうかい)
埼玉に伝わる怪異。何者かが子供を連れ去るというもので、宿かい とも呼ばれる。子供が行方不明になると「夜道怪に捕らわれた」と言われるほど、その悪名は高い。
比企郡では白装束の夜道怪が家の裏口や窓から入ってくるとされ、子供達にかなりのトラウマを植え付けてきただろう事は想像に難くない。
一説には、夜道怪の正体は 平安時代に日本中を行脚していた“高野聖(こうやひじり)”という者達だろうと予想されている。
高野聖は元々 高野山を本拠とした僧侶のことだが、彼らが旅の内に摺れて一般人を脅すようになったため、人々は「ヤドウカ(“宿を貸せ”の意)」としきりに叫ぶ高野聖たちに宿を貸すことを嫌ったそうな。
15
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 00:06:28 ID:on/WrOqM0
・家鳴り
風もないのに突然、家のガラス戸やドアがガタガタと揺れ出す。ドンドンと叩く音や足音まで聞こえるが、地震でもなく原因はわからない。西洋ではポルターガイスト、日本ではこれを家鳴りという。
小鬼のようなもののイタズラとされ、古い家によく見られるそうだ。
大きいものだと建物全体が地震にでもあっているかのように揺れるという。心霊現象で有名なラップ音もこの類いだろうか。
16
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 00:08:57 ID:on/WrOqM0
大した話じゃないが 俺も昔住んでたアパートで家鳴りっぽいのを体験したことがある。
夜寝ていると玄関のドアがガタガタ揺れ、次に廊下がミシミシ、それからベッドサイドの机がゴトッ、最後に窓がガタガタ鳴って静まった。
玄関から窓へ一直線に抜けていったような感じで 家鳴りとは少し違うかもしれないですが…いやはや不思議なこともあるもんです。
17
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 00:20:34 ID:on/WrOqM0
・つらら女
東北の豪雪地帯…青森・秋田・山形・新潟あたりで伝わる民話に登場する。以下あらすじ。
独り身の男が自宅の軒先にさがったつららを眺めながら「あのつららみたいに美しい女性と結婚したい」と呟く。すると望み通りの美しい女が現れ、男に結婚をせがむ。
はれて二人は結婚するが、女はなぜか風呂に入りたがらない。結局 男の勧めでしぶしぶ風呂に向かった女だが、そのまま一向に戻ってこない彼女を心配して男が風呂場を覗いたところ
浴槽にはつららの欠片が浮いているばかりだった。
…この物語には地方によって別のエンディングもある。
:結婚した後、春になると女がどこかへ消えてしまい、男は別の女性と再婚した。しかし冬が来て再びあの女が戻ってくる。女は再婚した男に怒り、つららに変化して男を刺し殺してしまった。
雪国ならではの怪談といったところで…民間伝承ほど調べ甲斐のあるジャンルはないよね。
18
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 00:22:45 ID:on/WrOqM0
・毛羽毛現(けうけげん)
江戸時代の妖怪画でお馴染み、前スレにも登場した 我らが鳥山石燕(せきえん)大先生の画集『今昔百鬼拾遺』に描かれる毛むくじゃらの妖怪。中国に伝わる 全身毛だらけの仙人“毛女”がモデルとなっているようだ。
「稀にしか見ることがない」という意味で「希有希見」とも表記され、近年では 疫病神として紹介されがち。ただしこれは石燕の創作である可能性も。
そして毛羽毛現は、個人的「声に出して読みたい妖怪」ナンバーワン。ちなみに2位は泥田坊(どろたぼう)、3位は たんころりん です。いや〜小気味よいなァ。
19
:
不思議な名無しさん
:2016/08/14(日) 02:48:13 ID:e8qTPWmo0
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20
:
甘九郎
:2016/08/14(日) 21:57:01 ID:FCWurjdA0
去年以上にスレが静まり返ってるなぁ…
気を取りなおして 個人的に大好きなロマン溢れる妖怪をひとつ
・老人火(ろうじんび)
長野〜静岡県西部の境にある山奥で、雨の夜によく出ると言われる魔の火。
木曽地方では 老人を伴った状態で出現し、水をかけても消えないが 獣の皮ではたくと消えるそうな。
また一本道で遭遇した際は「履き物を頭に乗せると 通り過ぎる」と言われており、この時驚いて逃げようとすると 火はどこまでも追いかけてくる。
別名“天狗の みあかし”。天狗が伴う鬼火という意味で、獣の皮で消えるというのも 天狗が獣肉を嫌がることに起因しているのかもしれない。
…個人的には雨の日に出ることから、前スレで紹介した“みの火”と同様、葉などに付いた雨粒が光って火のように見えているのか?と推測してみました。
21
:
甘九郎
:2016/08/15(月) 00:24:45 ID:Q.LU6iHw0
・川男
山男という妖怪は有名だが、江戸時代の国語辞典『和訓栞』には川男というのが登場している。これによると 背が高く肌は黒く、夜に漁へ出た人が川辺でよく見かけるものだという。
和訓栞では 二人の川男が川の畔で物語を話し合っていたとの記述があるが、詳しい説明はなく、そもそも「妖怪」とすら明記されていないようだ。
昭和以降の書籍では 人間のような姿をしており、性格は大人しく人を襲うこともないとされ、出会った人間に物語を聞かせてくれるとの説明もある。なんだかイイ奴っぽい、が………薄々お察しのとおり“普通のおじさん”感がハンパではない。
肌が黒いというのも夜だからそう見えただけだとすると……これ以上はロマンが無いので俺の口からは言えません。
ただ、当時は背が高い人のことを 川男 と呼ぶほどには浸透していたようです。得体の知れない存在ってのはワクワクしますなァ。
22
:
不思議な名無しさん
:2016/08/15(月) 00:48:20 ID:e8qTPWmo0
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23
:
不思議な名無しさん
:2016/08/15(月) 17:46:36 ID:e8qTPWmo0
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24
:
甘九郎
:2016/08/15(月) 22:25:59 ID:7hYPJk6s0
・手洗い鬼
香川県の高松から丸亀へ続く湾があり、その間の山々3里をまたいで手を洗う…これが 手洗い鬼 である。3里は約12km、これをまたぐとなると その大きさは想像を絶するサイズだ。
香川県では他にも、オジョモと呼ばれる巨人が飯野山と青野山(金比羅山という説も)に足をかけて瀬戸内海の水を飲んだという言い伝えがある。
さらに飯野山には このオジョモの足跡が残されており、観光スポットになっている。ちなみに足跡のサイズは約50cm。…あれ?意外に小さい……。
25
:
甘九郎
:2016/08/15(月) 22:27:08 ID:7hYPJk6s0
余談ですが、ネットで検索したら 山同士の距離からオジョモの大きさを計算した方がおりまして…こちらによると彼の身長は約20km!だそうな。なんともスケールのデカい話です。
……でもやっぱり足跡小さすぎじゃね…?(ボソッ
26
:
甘九郎
:2016/08/15(月) 23:05:49 ID:7hYPJk6s0
意味を追究するとかなり面白いやつ
・枕返し
寝ている人間の向きを逆にする・または枕をひっくり返す という、一見すると単なるイタズラっ子のような妖怪。実際 イタズラとして座敷わらしが行っているとも言われるが、これは とある“信仰”が廃れた後に伝わった説である。
元々日本では 枕は寝ている人間の肉体と魂を繋ぐ媒体とされ、非常に重視されていたらしい。現実と夢(別世界)を行き来するための道具として捉えられ、「枕を勝手に動かされる事=生死にかかわる異常事態」とまで信じられてきた。
そんな信仰があったからこそ、“枕返し”は昔の人々からとても恐れられる妖怪だったんだろう。
関連する逸話は数知れないが…家主に殺された人間が怨霊となって現れ 枕を返した、というパターンがもっとも多いようだ。
27
:
不思議な名無しさん
:2016/08/16(火) 11:27:37 ID:c6BT0oJM0
興味深いスレだな
28
:
甘九郎
:2016/08/16(火) 22:19:04 ID:JMvkpoaY0
>>27
そう言ってもらえるとありがたい!送り盆終了までにもうちょい紹介できればと思います
・紙舞(かみまい)
風もないのに 紙がひとりでに一枚ずつ舞い飛ぶ。これが“紙舞”という怪異である。 神無月(10月)にのみ起こる現象とも言われているが、この説のソースは定かではない。
特定の妖怪というよりは
>>15
で紹介した『家鳴り(=ポルターガイスト)』の一種と思われる。
「机上に置いた本のページが勝手にめくれる」なんて怪談を時々耳にするが、これも紙舞の類だろうか。
29
:
甘九郎
:2016/08/16(火) 23:26:02 ID:phTbDTP60
・すねこすり
ある男が雨の降る夜道を急いでいると、足に犬のようなものがまとわりついて転びそうになった。振り払おうと足元を見るが、犬などどこにもいない。
気のせいかと思い走り出すと やはり何かが足に絡みついてくる。それが何度も繰り返され、結局いつまでもその感触は消えなかった。
…これが岡山県で見られる妖怪“すねこすり”である。
“犬のようなもの”との伝承であるものの、水木しげるはこれを丸まった猫のようなデザインで描いている。
そのイメージが浸透し過ぎたせいか、“すねこすり”で画像検索するとサ〇リオのキャラクターばりの可愛らしい姿が多くヒットする。見えないものを描いた妖怪画は さすが、影響力が甚だしいようだ。
30
:
甘九郎
:2016/08/17(水) 06:11:02 ID:ojvaF4LU0
残業明けで書いてたら 大事なところで寝落ちしてしまった…すいません
送り盆終了までがタイムリミットだったんだが、紹介しそびれたやつだけ貼ってから退散するとします……
31
:
甘九郎
:2016/08/17(水) 06:12:06 ID:ojvaF4LU0
・ひょうすべ
佐賀、長崎、宮崎県などの九州地方に伝わる河童の仲間。滋賀や兵庫では食料の神として神社に祀られている。
名前の由来については諸説あるが、悪さをして人々を苦しめていた河童を 兵部大輔(ひょうぶたいふ)という人物が制したことから、この河童を『兵主部』と名付けたのが元と言われる。
江戸時代の『画図百鬼夜行』に描かれるひょうすべは毛深い猿のような姿をしており、これはどうやらテナガザルがモデルのようだ。
ポーズこそコミカルだが 俺は子供の頃この絵が不気味で仕方なかった…。
ちなみに水木しげるの描くひょうすべは魚を手にしているが 九州ではひょうすべの好物はナスと言われ、槍に刺したナスを畑に供える風習もあるそうな。
32
:
甘九郎
:2016/08/17(水) 06:14:11 ID:ojvaF4LU0
・煙煙羅(えんえんら)
煙羅煙羅(えんらえんら)とも呼ばれる。鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に紹介される、煙の精霊のようなもの。
同書では 立ちのぼる煙に人面が浮かび上がった様子で描かれているが、その姿が 風にたなびく薄布(これを“羅”というそうだ)に似ていることから“煙煙羅”と名付けられたそうな。
煙を眺めていると時折 人の顔のようなものが浮かんで見えたりするので、石燕はそれを妖怪として描いたわけだ。
現代では薪から直接火を起こすなんて事はめったにしなくなったため 煙煙羅にお目にかかれるチャンスはめっきり減ってしまった…時代とともに妖怪が消えていくのは こういう仕組みなのかもしれない。
ただ個人的には「柱の木目や壁紙の模様がどうしても顔に見えて仕方ない」っていうのも、煙煙羅の仲間と言えるんじゃないかと思う。これすなわちロマンなり。
33
:
甘九郎
:2016/08/17(水) 06:34:15 ID:ojvaF4LU0
ではこれにてお役後免、1年後にまたスレ立てられるかなァ
もう俺の好きな妖怪は出し尽くした感がありますが…来年の盆に、生きてたら お会いしましょう
生きてなくても盆には会えるでしょう
それじゃ後免なすって、今年もありがとうございました!
34
:
不思議な名無しさん
:2016/08/17(水) 06:44:54 ID:e8qTPWmo0
西日本限定で出会いまくれるサイトの秘密とは?
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35
:
不思議な名無しさん
:2016/08/18(木) 21:48:34 ID:WBBLUW5E0
>>33
乙でした。
一応 前スレのリンクを貼っておきます。
お盆だし津々浦々の妖怪たちを紹介する
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/12320/1439469354/
36
:
不思議な名無しさん
:2016/08/19(金) 03:23:45 ID:e8qTPWmo0
西日本限定で出会いまくれるサイトの秘密とは?
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37
:
不思議な名無しさん
:2016/08/20(土) 04:22:37 ID:phhR9Pek0
最近は寂しくなった
38
:
空亡く猫狐
◆Vw/d4QkuaU
:2016/08/20(土) 22:15:54 ID:O2RAsKO20
>>甘九郎さん
間に……合わなかった……
39
:
甘九郎
:2016/08/21(日) 00:08:22 ID:HANSZ/lg0
>>35
ありがとうございます!
前スレの方がいろんな意味で勢いはあったかなぁ…合わせて読んでいただければ これ幸いです
40
:
甘九郎
:2016/08/21(日) 00:18:00 ID:HANSZ/lg0
>>37
妖怪を見なくなったか…それともこのBBSの人口が、という事でしょうか…
それもそれ、時の流れと捉えれば 趣深いもんですなァ
>>38
猫狐さん!お久しぶりでございやす
来年の盆には戻りますんで、そん時はよろしくね〜
41
:
UNo
:2016/08/23(火) 20:44:56 ID:ZC7aaXhk0
来てたんですか!久しぶりです!
本当にこういうスレ好きすぎる、ありがとうございます(遅い)
42
:
甘九郎
:2016/08/24(水) 00:06:58 ID:Xc/Lpr3E0
>>41
おぉ、UNoさんもお変わりなく!
その一言が嬉しくて 今年もスレ立てさせて頂きましたよー
いやァ、懐かしい方々にもお会いできて良かった!
43
:
空亡く猫狐
◆Vw/d4QkuaU
:2016/08/24(水) 16:48:31 ID:9DDD0OfY0
>>甘九郎さん
はい、お久しぶりでございやす。
来年はちゃんと参加するでな、またよろしくです
44
:
隼人
:2016/09/13(火) 01:08:04 ID:qJQrgVSE0
妖怪つったら妖怪ウoッチだな
45
:
不思議な名無しさん
:2017/08/21(月) 13:05:36
もう1年か…甘九郎さん戻ってこないかな
46
:
管理人
◆HEEgvYWvCk
:2017/08/21(月) 17:42:06
>>45
この妖怪のスレ近いうちにまとめてみますね
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