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不思議な体験

35不思議な名無しさん:2014/03/28(金) 03:40:46
小学4年の頃、日本脳炎にかかった時の話。(実体験、30年位前)

断片的にしか覚えていないが、5〜7日間はずーっと発熱で寝ていたと思う。

後になって親から聞いた話では、最高で42℃の熱が出たらしい。

普段は自分の部屋で寝るのだが、事が事だけに座敷で寝ることになったらしい。

自宅診療の医者が来て、「今晩が峠…」みたいな話をしていたのを覚えている。

母がずっと泣いていたのも何となく覚えている。目が開かなかったので、聞こえていたのかな。

その「峠」の次の日、何とか生きてたらしく、熱も下がり、母はまた泣いていた。

落ち着いたので、自分の部屋で寝る事になり、自分の足で部屋に行ったのか、

父に抱えられて部屋に寝かされたか、どちらか覚えていない。

自分の部屋の布団の中に入り、一眠りして、ふと目が覚めた(多分昼)。で、ふと窓を見た。

ベッドの足先には窓があり、普段なら、窓の先には隣の家がある。窓は開いていたと思う。

でも、その時は、隣の家はなく、砂漠だか荒野だか、

とにかくだだっ広い地面だけ広がっていた。何も無かった。空は青かった。

まだ意識が朦朧としていたのか、何の疑問も持たずにその時はボーっと眺めてた。

そのうち、窓の左側から電車?がやって来て、窓の前でゆっくりと停車した。そして、ドアが開いた。

ちょうど、自分の部屋の窓が乗り場というか、ドアが開く位置みたいな。窓の真正面で開いた。

多分4〜5分位、ずーっと開いていた。自分は相変わらず寝たままその光景を眺めている。

誰も乗っていなかったと思う。人の気配は無かった。何も聞こえなかったと思う。無音。

しばらくすると、ドアが閉まり、電車が窓の右方面に発車していった。

その出て行った電車を見届けてから、また意識を失ったらしく、

次に目が覚めて、ハッと窓を見たら、窓の向こうは、普段の隣の家だった。

今思えば、たとえ峠を越していても、あの電車に乗っていたら、

あの世に行っていたんじゃないかと思う。


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