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不思議な体験

20不思議な名無しさん:2014/03/14(金) 15:07:41
20年も前の話。俺(当時小学6年)と弟の共同のこども部屋には、スキー板とか鯉のぼりとか普段使わない道具を仕舞ってある少し広めの押し入れ(?)があったんだ。
白熱電球も点くし普通なら小学生にとって絶好の秘密基地!になりそうなもんなんだが、なんだか俺にはそこが異世界にでも繋がってるような薄気味悪い場所に感じられ、よっぽどの用が無ければ入らないようにしてた。要はビビりなんだな。
で、ある晩。俺と弟はいつも通り2段ベッドの上下にわかれて寝ていたんだが、ふと目が覚めて気づくと、押し入れのドアノブが勝手にゆっくりまわり始めてるんだよ。まるで俺たちに気づかれたくないみたいに、ゆっくりと。
それだけでもう泣きそうなくらいに怖かったんだが、ノブがまわりきってついに扉が開いたんだ。
もう絶対おかしい。しかもその押し入れの中から何者かが用心深くこっちの様子をうかがってる雰囲気がぷんぷんするんだ。
もう「帰ってください!!」って念じたね。
ところがそいつは扉からこども部屋に半身を乗り出してきた。姿はなんて言うか、「金色の光の粒子の集合体がおぼろに人の形にまとまってます」みたいな感じ。それがじーっとこっち見てる。
しばらく薄目開けて様子を見てたら、そいつが一瞬ためらった感じがあった。
「やばい!起きてるのがばれたかも!?」と思って俺は寝た振りをしたね。
で、しばらく膠着状態が続いた。こっちに来る様子もないし、扉の閉まる音もしない。で、もう俺の緊張が限界に達した頃、そいつが意を決したように俺の布団の中に流れ込んできたんだ。なんか、ニュールーーンて具合に。
「ひっ!」と思って、次どうされるんだろうと思って身を固くしてた。
ただ「弟のところには行くな!」って強く念じた。
で、次にどうなったかというと、いつまでたってもどうもならないので薄目を開けたら、そいつも思い切って飛び込んできたはいいが、次にどうしていいか困ってる感じでじっとしていた。すこし萌えた。
俺もそいつも布団の中、枕を並べとなりどうしで困ったまま、まのぬけた、でも変に穏やかな時間が過ぎ、そのまま気をつけの姿勢でそいつと添い寝してた。それ以来出てこない。
あれは何?俺は童貞です。


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