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2021/5/2 私的言語は可能か?

59久保共生:2021/07/18(日) 00:11:11
なるほど、少し分かってきたかもしれません。
とりあえず、考えたことを書いておきます。

横山さんの言う「肯定」と「否定」は、伝統的な二値論理の真偽とはまた別物、というより、より広い概念ととらえるべきでしょう。
つまり、伝統的な真理条件的意味論は、「肯定」「否定」という分節化のためのシステムの中の特殊な一様態にすぎないというわけですよね。

こうした真理値よりも広い意味での「肯定」「否定」においては、排中律は必ずしも成り立つわけではなく、グラデーション(中間領域)を認めうる。
「もの悲しい感じの曲」か否かを明確に線引きすることはできないし、強い肯定や、弱い肯定などもありうる。
けれども、たとえこうした曖昧さを認めたとしても、そこにはやはり、世界を分節化するための「肯定ー否定システム」が存在していることは確かだと思われる。

「論考」の世界観は、完全に分節化され既に意味が決定されているスタティックなものだが、我々の把握している世界は実際にはそんなに明確に分節化されたものではなく、まるで印象派の絵画のように、境界線が曖昧で、連続的であり、しかもその都度変化しうるものである。
すなわち、「肯定ー否定システム」というのは論考で想定されていたようなスタティックなものではなく、もっとダイナミックなものと考えなければならない。

横山さんの仰りたいことは大体こんな感じでしょうか?
もしそういうことならば、僕も異論はありませんし、とても納得できます。


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