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2021/3/21 村田純一『「わたし」を探検する』批判

28ムラタ:2021/03/18(木) 01:19:55
野口さん

我々に開かれている世界、我々に表象する世界が脳内情報世界だということですね。
そして、我々が直接接触できない世界、背後の世界が実世界、外界だと。
それなら、やはりわたしがひっかかるのは脳の身分です。
野口さんの頭蓋骨の中にはやわらかなピンク色の物体、つまり脳があるはずです。
おぞましいことを言って恐縮ですが、その野口さんの頭蓋骨を開けて、野口さんがそのピンクの物体を鏡か何かで見た時、そのピンク色の物体は一体どの世界に属することになるのでしょうか。
野口さんの定義によれば、それは野口さんの脳内情報世界に属することになるはずです。
なぜなら見えているそのピンク色の物体は、野口さんの周囲の物、例えばモンブランの万年筆などとなんらその身分の違わない、野口さんに表象されている物体だからです。
そのピンク色の物体は野口さんの経験される世界の背後、表象される世界の背後に隠れているものではなく、ごくふつうに野口さんに現実のものとして表象されているものであるはずです。
さらに言えば、野口さんはこのピンクの物体が現象されない実世界のものから信号を受け取るということを言われていますが、そのピンクの物体に信号を与えるものはそんな現象の背後に隠れている物自体のようなものではなく、普通に野口さんが接している世界の物体のはずです。

あまりここで語りすぎても当日の楽しみが減るし、野口さんにもご負担でしょうから、僕はもうこのへんにしておきます。当日は宜しくお願いします。


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