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スピノザ『エチカ』読書会

309おぐす:2022/04/25(月) 15:26:57
先日の読書会では久保さんの紹介された「中動態」の概念とスピノザの十全、非十全の連関が私には上手く理解できませんでした。
國分巧一朗の著書は数年前「暇と退屈の倫理学」を読んだことがあります。「暇」や「退屈」が正面から哲学的に論じられることの新鮮さと面白さがありました。この頃の國分氏の論考には「中動態」というものはまだ登場してなかったと記憶しています。
私見では「暇」とか「退屈」という状態や気分は、近代以降の資本主義に要請される「勤勉さ」(絶えざる技術革新と創意工夫)と裏腹のもので、資本主義の本質はベンジャミン・フランクリンの頃からそれほど変わっていないような気がします。
「退屈」するにも教養(倫理)が必要という國分氏が、その後自らの「暇」と「退屈」の練度をとのように高めていったのかを伺う意味でもいずれ「中動態の世界」も読んでみようと思っています。


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