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スピノザ『エチカ』読書会
124
:
ムラタ
:2019/09/25(水) 22:46:35
僕には自己の類における無限と無限様態の無限の違いがいまひとつ飲み込めません。
それらは共に様態の無限とはならないのでしょうか?
自己の類における無限というのは、例えば延長に関していうと、ある延長A、それを包括するより大きなB、さらにその延長Bを包括する延長C・・・と続いていって、その究極にあるところの、他の何者によっても限界付けられることのない延長の無限性を言うでしょう。
それはあくまで、神における、ある類に限定された無限であるわけで、神に限定されているという意味では有限とも言えると思います。
そして一方、無限様態の無限というのも、直接無限様態にしろ、間接無限様態にしろ、それは神の絶対無限(字義通り、本当にあまねくすべてであるところの無限)とは違って、それは神に含まれているので、やはりその意味では有限と言っていいように思います。
そして、スピノザは
>>97
の手紙において前者(自己の類における無限)を本性上の限界を持たない無限ということで絶対無限と共に
>>97
の(1)の無限にカテゴライズし、後者(無限様態の無限)とは別物と考えているようです。
多分その根拠は、無限様態は神という原因の結果として生じている様態だからでしょうが、無限様態を神が原因で生じたものというなら、自己の類における無限(例えば無限延長)だって神が原因といっていいようにも思えます。
「神から生ずる」ということの意味が分からないというのがこの疑問の根底にある気がします。
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