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東洋系の呪術を語る

267Anonymous:2017/12/03(日) 17:25:13 ID:3u5fwYCQ0
火は猛烈なスピードで宙を舞い、広い水田の上空に一瞬静止した。
驚いたことには、その火の玉の十数メートル前方にも同じような火の玉が浮かんでいて、じっと
相手の方をみつめている様子なのである。タクシー運転手は車をとめて明かりを消し、ことの展開を
最後まで見届けることにした。すると、次の瞬間にふたつの火の玉がおたがいをめがけて、またもや
猛烈なスピードで走り出したのである。

ふたつの火は、水田の上空五メートルほどのところでもつれあい、もみあったまま、空中に激しい
カーブを描いていく。まるで空中戦のようだった。どちらの火の玉が、ホテルの方角から出てきた
ものだったか、もう見分けもつかなくなっていたが、しばらくすると(この「しばらく」がはたして
数秒なのか数十秒なのか数分なのか、新聞記事ははっきりしたことは語っていない)、戦況にめだった
変化があらわれはじめた。


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