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覚書|ふるやの森

14たけふみ ◆etv6OBblL2:2012/02/13(月) 03:00:11 ID:Pu09ziaI0
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サ・ルー・サ2/10:ゴールデンエイジに向かう世界の順調な変容 - ふるやの森
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例え話です。

[A]という方が素晴らしい知識を世に広めたとします。それを見聞きした[A-1]という方はとても感銘を受けました。他に情報はないかと情熱を持って探し出した結果、その方が残した数々の知識を手に入れることが出来ました。

場所も風土も違う場所で[B]という方がいて、その方も素晴らしい知識を世に広めていました。そして例に漏れず感銘を受ける[B-1]という方が現れて、同じく数々の知識を手に入れた。

たまたま同じ時代、同じ場所に[A-100]という方と[B-100]という方が現れます。この方々はそれぞれ[A]と[B]を源流として体系付けられた知識を学ぶ人達です。言うまでもなく、お互いとても素晴らしい方々です。
ただ、[A]から[A-99]までの知識を信奉しているか[B]から[B-99]までの知識を信奉しているか、という違いです。

時は流れてその二人は出会い、会話を始めます。世界のこと、人々について。
それらが自分と同じ問題点を言い当てている事で、お互いを信頼に足る人物だと感じます。
やがて、どうすれば自分達の意識を向上できるか、それに関する普段学んでいる知識を話しはじめます。

初めの頃はお互いの情報が合致していたので、お互い信奉の違いは気になりませんでした。
時を重ねていくと、その知識の一部にいくつか矛盾点や違いが見つかりました。
それについて議論を重ねたが、普遍的な根拠を示せず議論は平行線。
しかし、ひとまず置いておき、共に学ぶ者としての関係を優先することとしました。

[P]という方が現れます。この方は自分の意識向上に熱心な方です。
たまたま原典[A]と原典[B]を手に入れて理解しようと努力しましたが、どうにもよくわかりません。
内容の難解さもさることながら、記述言語も古代のものなので幾通りにも解釈が成り立ちます。
著者とされる[A]も[B]ももうすでに過去の人なので本人に質疑も出来ない。
調査した結果、幸運なことに[A-100]と[B-100]を探し出しました。
そうして[P]は[A-100]と[B-100]から知識を得る状況が整ったわけです。

ある日、[P]は疑問点を質問します。
それは、たまたま[A-100]と[B-100]の平行線を辿った議題でした。
[A-100]は[B-100]と関係を壊しかけた嫌な記憶がよぎり、それはわからないと答えました。
[B-100]は何かしらの材料になるならと自分の知識を示しましたが、判断は[P]にあり自分で吟味してくれと付け加えました。
[P]は吟味する前に、そもそも提示された知識が理解できなかったので、他に[B]に関する知識人を求めました。
そうして見つけ出した[C-100]という[B]から派生した[C]を源流とする知識を学ぶ者でした。
[C-100]に同じ質問をぶつけたところ、[B-100]とは少し違う内容だったが、ハッキリと断言してくれた。
もし[A-100]や[B-100]がその答えを聞けば、自分達が抱える同じ問題点をその答えの中に見つけただろう。
しかし、そもそも[P]は問題点以前に知識の内容がわからなかったので、その点に気付くことはなかった。
[C-100]はそれ以外にも数々の知識を語り、それは[A-100][B-100]が語った内容とほぼ同じだった。
また、[A][B]の知識は[C]を源流としており、本来の解釈とは異なって伝えられていて、[C]こそが本物だとのことだった。
少し攻撃的ではあるが[C-100]の活動理由は善意によるものだ。真剣に聞く者を拒むことはない。
それ以来、[P]の中では[A-100][B-100]は不要とされ、[C-100]のみが唯一の情報源となり、それを信奉した。
実際は、[B]を源流として[C]があるが、それは昔のことであるので誰も言及できる者はいなかった。


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