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新また〜り雑談スレッド 1

155神秘の名無しさん:2022/04/09(土) 18:01:00 ID:YJpJwDIM0
昔、行ってた焼き鳥屋さんがある

中学の同級生が勤めていたので、そういう繋がりで行くようになった

マスターは良い人で、結構テキトーで、でも憎めないような面白さのある人だった
でも、ちょっと変わった所もあるマスターでもあった
なぜか、不定期開店なのである

店が開くか否かは、マスターの気分次第で、なぜか雨の日に開くことが多い

同級生は、みっちゃんと言う

みっちゃんがいた頃は、常連さんから問い合わせを受けて、店が開くか否か?連絡してあげていたそうだ
でも、この焼き鳥屋はとても美味しく、市長が遊びに来ていたこともある

みっちゃんは結婚してから、そのお店を退職したけど、家が近所なので、私は気が向いた時に飲みに行っていた

とにかくユニークな人で、お酒をマスターにご馳走すると、お返しにおつまみをご馳走様してくれた
マスターに飲ませるのが、面白い店だった

一度、いくら丼が出てきたことがあったので、驚いた
実は、みっちゃんのお父さんもお客さんで、その人から貰ったいくらを、サービス品として他のお客さんに出していたらしい
その話をみっちゃんから聞いた時は、正直言って吹き出した
普通、出さないだろうと、心の中でツッコミを入れた


そんなある日、ふと焼き鳥が食べたくなって、マスターにお店が開いてるか?電話をした

そうしたら、かなり泥酔した感じでマスターは電話に出た
お店は空いているようなのだか、やたらとラストシーンという言葉を繰り返す
(ラストシーンって、なに・・・?)と思いつつ、焼き鳥が食べたかったのでお店に出かけた

店に着くと、マスターが泣いていた
(え?!)と思い、事情を聞くと、閉店することになったらしい

その日のお客さんは、マスターの長年の親友と、私の2人だけだ

(なぜこんな大事な日に、私は焼き鳥を食べたくなって電話をしたのか・・・私、来て良かったのかな?)なんて思いながら、焼き鳥を食べていた
タイミングがいいのか、悪いのか、わからないけど、悲しい気持ちになりながら、最後の焼き鳥を食べた

やはり不定期開店が良くなかったらしい
あの腕なら、木・金・土だけお店を開けて、あとはお休みという感じでも、十分集客できたのに勿体無い・・・

いや、しかしマスター1人だと、そもそも沢山のお客さんは捌けないだろう・・・
七輪はめっちゃ大きいのに、1人分しか焼かない(焼けない)という所を、みっちゃんのお父さんが発見した時は、ちょっと笑ってしまった

焼くことに神経使うから、きっとたくさんは一度に焼けなかったのだろう
そんな所も、面白い人だった


それから数年後、マスターが亡くなったことを偶然知った

悲しかったけど、あまり長生きしそうな人じゃないなぁ・・・とも感じていたので、やはり・・・とも思った

お店の前を通る事がたまにあり、一時期ものすごく暗い雰囲気が漂っていた
マスターは独身だったので、身寄りはない
今も、店はそのままである

近くを通ると、まるで店がジーッと悲しそうに私を見ているかのようで、(これはいかん)と思い、分身さん達にマスターのことをお願いした

そうすると、しばらくしてから店の雰囲気はだいぶ明るくなってきた

それからまたしばらくして、その店の前を通ると、なぜかやる気のようなものを感じた
頭で考えたものではなく、心が感じた印象だった
もしかしたら、マスターは神秘のお部屋の分身さん達と意気投合して、あの世で頑張ろうとしてるのかなぁ・・・なんて事を感じさせるような気配だった

もしマスターがそんな風に頑張ってたら、心から尊敬するなぁと思いつつ、でもマスターだしなぁ・・・(笑)とも思う
ただ、そんな事が2回ほどあったので、もしかしたら、そうなのかも知れない


マスターが不定期開店になってしまう所は、今思えば、ちょっと霊障のような、何かしらのマイナスエネルギーを受けていたのかも知れないなぁ・・・とも思う

いずれにせよ、マスターのあの世での幸福を、心からお祈りします

マスター、焼き鳥めっちゃ美味しかったよ
つくねとレバーが特に最高でした




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