あなたの知らない世界　体験談

73：HN：2015/10/26(月) 13:03:41: １４～５年位前、まだインターネットがテレホーダイやってた頃かな
ADSLになる前。真夜中にチャット三昧してた頃ですｗ。
感染症にかかって三日三晩高熱にうなされた時に体験した話です。

私は子育て中からちょっとストレス溜まったり、神経疲れたりすると
よく熱を出していました。風邪の症状が無いのに月１回くらいで
寝こむことがありました。

その日も関節痛から始まって発熱が始まりました。
どのくらい時間が経ったかわかりませんでしたが、多分二日目だとおもう。
ものすごく気分が悪くて目を開けたら夜中だったと思いました。
頭上で誰かが呪文だか経文だか唱えていました。
寝返りもうてないくらい具合が悪かったのが、いきなりですよ、
寝ている足元のちょっと上くらいに自分が浮かんで、
寝てる自分を眺めてました。

私の枕元に３人の僧侶だか死神？だかが、呪文を唱えているのです。
僧侶？って思ったのはショーン・コネリーの「薔薇の名前」の映画に出てくる
西洋の昔の僧侶っぽいローブ着て黒い数珠のロザリオを持っていたからです。
死神かも？って思ったのは「今度は死神がお迎えに来たのか？３人もかい！！」
ローブの中の顔とか手は真っ黒で見えないので死神かもしれないと思いました。
浮いてる私は冷静でそのまま寝てしまったのか気を失っていたのか
具合が悪くてその後どうなったのか覚えていません。

次に目覚めたのは真っ昼間。
部屋が騒がしくて体中が痒いというかムズムズする感覚で目覚めました。
ふっと天井みるとでかいネズミがぞろぞろと天井を這いまわっているようで、
布団の中でもムズムズするから恐怖で「いやああああああああああああ」
声を上げたつもりが声も出ない。すごくたくさんいたのです。
天井と壁ぐるぐるしてるので３０匹布団の中でも１０か２０匹くらいいるのかも！！
身体も動かないし、気持ち悪いし、体中のあちこちムズムズするし関節や身体は痛いし・・・
目玉だけキョロキョロ辺り見回して怖くて布団に顔埋めようと胸元見たら、
ネズミだと思った生き物が缶コーヒーくらいの大きさの小人でした。
おじいさんでした。白いローブ（ウールの織物のような生地。バスローブではありませんでした）白い三角帽子も被ってました。（ノーム人形みたいなやつ）
天井で逆さまに走り回ってるのもその仲間達です。若いのもいました。皆白装束でした。
布団の中にもいるようでした。というか、私はガリバーになった気分でした。
小人に拘束されてると思いました。
リーダーっぽいおじいさんが私に何か言ってるのだけど言葉わからず、理解もできなかった。
超具合悪かったので金縛りなのか拘束なのか確かめるすべもなく
「まあ、まだ死んでなさそうだ、余計なことは考えるのよそう」とそのまま気を失ったか寝てしまいました。

次に目を覚ました時、熱が下がって目覚めました。体中まだ痛くて歩くのがやっとでした。
夢なのか、幻覚なのか、わからないけどはっきりと記憶に刻まれています。

その代わり、その病状の時の水分補給とかいつトイレ行ったんだ？的な現実の部分が記憶に無いのです。夢のなかで３人の僧侶と小人が祈りと病気治療してくれてたのかな？　
治してくれてありがとうと心のなかでいまでも思い出すたびつぶやいてます。
今でも感謝しています。

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