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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

296SAKURA:2012/07/19(木) 19:02:09 ID:V.pKl3yA
                   <つづく>              NO.2

異常現象の解釈の>>295投稿の続きです

 そこで、一部の学者によって提出されたのが、いわゆる精神説です。精神説というのは、
心霊現象その他、一切の事実がことごとく人間にそなわる、ある不思議な能力の所産で
あるという説で、つまり極端な自力説です。あの神秘切や、思想伝達切、潜在意識切だのと
いうのも、皆多少異なりますが、要するにこの流れを汲んだもので、結局人間に備わる不思議な
能力の運用だけで、すべてを解釈してしまおうというのです。

 この精神説にも、むろん半面の真理はあります。人間には、その肉体の他に、幽体もあり、
霊体もあり、また本体もあるので、内面に向かって、深くこれを掘りさげてゆけばゆく程、
微妙で不思議な働きを発揮し、時には、とても人間とは思われないようなまねもやりかねません。
が、精神説の無理な点は、強いて外界にむかって眼をつぶってしまおうとすることで、極端に
これを押しすすめると、結局、人間と万能の神とは同格になり、宇宙間に存在すべてのものは、
ことごとく人間の精神力の所産だということになってしまうのです。

 精神説は、あの人間の努力を無視する他力一点ばりの迷信を打ち破るためには、おあつらえ向きの
対症薬ではありますが、しかし、余りにこれのみにこだわると、かえって弊害が多いのです。
従って、この精神説のみで一切の心霊事実を解釈しようとすると、非常に無理がでてきます。
この点については、後の章で、機会もみて、もっと詳しく説明します。

 詐術説、幻錯覚説、精神説―――これらのいずれもが、到底正しく説明出来ない心霊事実
があった時、たった一つの後に残るのが交霊説です。これは、死者の霊魂やその他超現象世界の
独立的存在物との交渉連絡を認める、一種の他力説です。現代人、中でも学者といわれる人々
の多くは、この説の撲滅に全力をあげていますが、心霊事実の厳正な批判の結果、どうしても
この説を肯定しなければならないのです。これについても、わたしはあらゆる機会をとらえて、
重ねて説明しようとおもいます。

要するに、私たち心霊学徒の態度は、あくまでも、公平無私であり、断じて単なる部分的
真理の主張にかたよってはいけません。主義をうちたてることに興味がない訳でもありませんが、
真理をあきらかにしてゆくことは、更に更にたいせつです。私たちは、詐術説で砕けるものは
詐術説で砕きましょう。幻錯覚説で破れるものは幻錯覚説で破ってしまいましょう。
精神説も使えるだけつかいましょう。それでも、どうあっても間に合わない時に、交霊説を
持ち出すのに、何の遠慮がいりましょうか。

 自由な立場の厳守、純真な心境の開拓―――これが心霊学院の、まっさきにこころがけて
進むべき道であります。

第四章  偶発性の諸異常現象のなか・・
(悪夢・幽霊および幽霊屋敷・その他の異常現象・異常現象の解釈)を終わりました・・
 
                             <つづく>

次は(■第 五章 叩音および物質化現象)に入って行きます  

PS:トキ様 へ
更に!人間は「肉体」の他に「幽体」・「霊体」・更に「本体」もありますから…潜在意識を、
深く掘り下げてゆくほど神通力が出るのです〜〜〜ネ!これは人間は「神の子」ということが、
私なりに、分かりました!!もっと潜在意識を、強く奥深く掘り下げていけば・・・
【無限の力】が、出てくのです〜〜ネ!私も前以上に「神想観」で深く潜在意識に到達できる訓練を?

心霊…私達「心霊学徒」は、
【真理を明らかにする上では??】ケース・バイ・ケースという事でしょうか? 但し、
「自由な立場の厳守、純真な心境の開拓――」これが心掛けでしょうか?
この書籍を拝読しますと【霊界世界…】が、身近に関します。
しかし!今回の「詐欺説」「幻錯覚説」「精神説」…この分類の説明面白く受け止めましたが、
この事に関しまして、何か御感想があられますでしょうか??


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