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本流対策室/2 板

908初心者:2012/04/26(木) 13:55:47 ID:TfQ0e6RA
さくら様

二項対立。難しく感じる言葉ですが、それほど難しい意味は含んでいません。
動物の世界は、まさしく二項対立の世界です。敵か味方か、食えるか食えないか、
安全か危険か、オスかメスか、強いか弱いか。こうした二項対立の世界に動物は
棲んでいるということがいえます。

言葉もじつは、この動物的な二項対立から抜け出すことはできていないと
いわれているようです。大きいか小さいか、右か左か、男か女か、遠いか近いか、
旨いかまずいか、上手か下手か、内か外か、高いか低いか。ありとあらゆる
言語は、こうした二項対立をあらわしていると考えることができそうです。
複雑な概念を含んだ言葉は、こうした二項対立が複雑にからみあったものと
考えることができそうです。

こうしてみてくると、言葉の世界は二項対立によって成り立っているということ
がいえそうです。生長の家で「無は関門である」ということが問題にされるのは、
「ない」という言葉が「ある」という言葉との二項対立によってしか定義できない
という事情が、少なからず関係しているようにもおもわれます。

人間が言葉を使って考える生き物で以上、その思考はこうした二項対立から
逃れることはできないということになります。ロゴス中心主義が二元論的世界観を
形づくらざるを得なくなるのは、二項対立から逃れることができないという言葉の宿命によるものと考えることができます。


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