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本流対策室/2 板
789
:
初心者
:2012/04/24(火) 09:42:39 ID:TfQ0e6RA
金木犀様
言葉というものは、さくら様がいっておられますように、まったく不思議なもの
であります。言ってもいないことを「言った」ととられてしまう。これが言葉の
本質であるようにもおもわれます。
言葉にははたして、それが指し示す意味や概念がある、ということがいえるの
でありましょうか。言葉の受け取り方、理解の仕方は、それこそ人によって
千差万別という気がいたしますが、いかがでありましょうか。
たとえば「唯物論」という言葉。これはいったい何を意味する言葉なのでしょう。
物理学をまったく知らない人、知っていても古典物理学の素養しかない人、
量子力学やひも理論に精通している人、あるいはそれをも超える理論を持つと
自認する人、宗教、ニューエージ、スピリチュアルにどっぷりとつかっている人とで
は、それぞれに受け止め方や理解の仕方が異なっているともおもえます。
共通の理解がない。それどころか、じつのところその意味さえ特定できない、
いや特定しようとさえしない。これが言葉の本質なのではないかともおもえ
たりもいたしますが、いかがなものでありましょうか。
わたくしは、生半可な知識ではありますが、「差延」という概念をもちいて言葉の
本質を理解しようと努めております。言葉の意味は、その決定を不問に付し先送り
することで、それらしきものがあらわれてくるのではないかと、わたくしはこの
ように考えております。
もしも実際に、意味の決定が不問に付され、それが先送りされているだけである
とすれば、それこそそれが、たんなる悪口であるのか、それとも愛念から出た
言葉であるのか、あるいは、言ってもないことをその人は言ったのか言ってない
のか、それさえも決定不能ということになるような気がいたします。
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