したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

聖典引用 板

980a hope:2012/07/16(月) 09:53:50 ID:kJvHf4/g

人生読本 谷口雅春先生著

一寸(ちょっと)したことで人間の運が変る


世の中には学問も良くでき、立派な才能を有(も)ちながら、運が悪くて、
勤め先をあちらへ更(かわ)り、こちらへ更り、しまいには落ちぶれて働く先もなくなるような人があります。
そんな人はたいてい、気が短くて、言葉使いに深切がなく、身体(からだ)の動作に礼儀正しさのない人です。

礼儀作法は女だけの習うものではありません。
礼儀作法は男にも必要です。

人間の値打ちを智慧や学問ばかりにあると思うのは間違です。
尚それよりも態度の優美ということは、何よりも必要な人間の値打ちです。

最初はどういう態度が美しいかは、鏡を見て稽古をなさるのもよろしい。
どの程度に微笑する事が相手に気持ちのよい感じを与えるか、
十分研究して置いて相手に快(よ)い気持ちを与える稽古をなさい。

「そんな詰まらないことを研究するよりも、本を読む方が偉くなる」とお考えになるかも知れません。
しかしあなたがいくら偉くなっても、姿態(かおかたち)はあなた自身の玄関のショーウインドウーです。

ショーウインドーが埃(ほこり)だらけでは、いくら家の中に上等の品物があっても、
中まで入って買ってくれないでしょう。
あなたの中味の値打がどれほど偉くても、言葉態度が下手では、その中味は値打ちを出す時が来ないのです。

中味はどんなにおいしい御馳走でも、泥にまみれたら誰でも食べ手がないでしょう。
せっかく立派な才能(ちえちから)をもちながらも、言葉態度に深切丁寧さがなくては、
せっかくのよい御馳走を泥まみれにして出すのも同じことです。

これではどんなに才能ある人でも立身出世はいたしません。
これではどんな中味の立派な店でも会社でも繁昌いたしません。

(つづく)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板