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聖典引用 板

949復興G:2012/07/12(木) 01:31:36 ID:84pogn5s

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<第4回 WEB誌友会用テキスト(5)>

『生命の實相』 第1巻

  《實相篇(上) 光明の真理》 より(5)

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 しかし人間の五つの感覚にかからないからとて、事実は事実であって、五官がそれを認める認めないで、事実を変化することはできないのであります。久しいあいだ人間はあの蒼空にきらめく銀砂のような無数の星を別の太陽系の太陽であることを知らなかった。そしてただわれわれの住む地上の付属品であるかのように考えていたのであります。ところで今では小学校の生徒でも多くの星が太陽よりも小さく見えるのは太陽よりもズッと遠いところにあるからだということを知るようになっています。われわれ人間はまだまだ知らねばならないことが多いのであります。存在の神秘は深い。人間はまだまだ心の眼を開く必要がある。諸君がこの『生命の實相』をお読み下さったのは、じゅうらい物質的にのみとらわれていた人間の心の眼を開く先達として、眼に見えないいっそう奥の神秘の世界に炬火をかざして進んで行くべき使命をもっていられるからに相違ないのであります。わが持てるライターは小さくとも、諸君のかざしていられる大小さまざまの炬火に灯を点ずるには役立つだろう。わたしはこの小さなライターをすりつつ、神秘の世界の内陣へと人間が近づいてゆくお手伝いをさせていただこうとこの光明の真理を書いているのであります。

 さて順序として、この霊妙不可見なエーテルという存在について科学者が最近の研究により結論をくだしたところを平易に紹介することにいたします。第一、エーテルは絶対不可分に少しの間隙もなしに続いているのであります。これをエーテルの連続性と申しまして物質には見られない性質であります。物質というものは、大きな塊りはそれだけ大きな距離を隔てて位置を占めており、小さなかたまりはまたそれに比例した割合いで互いに距離を隔ててその位置を占めているのであります。空の星や太陽は非常に大きな物体であるから、それだけ離れている距離も大きいのであって、仮に、われわれが無限の距離まで届く大砲の弾丸をやたらに天空にむけて発射しましても、どの天体にも当らないほどに互いの天体の距離が隔たっているのであります。ケルビン卿の計算したところによりますと、天空に発射した無限距離までとどく弾丸が天体に命中する率は、めったやたらに空中へ発射した猟銃の弾丸が小鳥に命中する率にも等しいということで、もっていかに星その他の天体間の距離が隔たっているかが推測せられるのであります。

 星や太陽などの相互間の距離が隔たっていることは明瞭なことでありますが、われわれが住む地球上の物質分子間の距離も互いに離れていて一つとして密着しているものはないのであります。水を瓶に入れますと、水というものは水面から瓶の底にいたるまでスッカリ続いていて間隙などはないように見えます。ところがこの水に炭酸ガスの圧力を加えながら押し込みますと、水の分量が少しも増えないで炭酸ガスがずんずん水の中へはいってゆく。これがいわゆるラムネやサイダー類の炭酸水であります。こうして炭酸ガスが水の中へはいっても水の分量がふえないのは水の分子と分子との間には、分子の大きさでいうならば、星と星との間ほどの大きな間隙がある、その間隙に炭酸ガスがはいるために、この間隙に余裕がなくならない限りは水の分量はふえないのであります。
<つづく>


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