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聖典引用 板

775復興G:2012/06/02(土) 09:33:57 ID:84pogn5s

<つづき 9>
 昨年三月、宇治修練道場に於て体験談をされた京都の人は、道場の浴場へ行くと体中皮膚病で腐っている醜しい人が、その皮膚病のきたない身体を風呂の中でゴシゴシ洗っているのを見て突然怒鳴りたくなって、口をついて自分の思いもかけない言葉で、其の不心得を諭した。そして「其の皮膚病が治りたいか。治りたければ斯う斯うせよ!」と思わず言ってしまった。すると、その全身の皮膚病が数日のうちに痊(い)えてしまっていたと云うのであります。

 このような事が起るのは、宇治の修練道場を守護して居る霊が、其処に適当にやって来て、その人は単にその守護霊の放送のマイクロホンの如く、スピーカーの如くなって、その人を指導したのであります。イエスの仰せられた通り「われみずからにては何事をも為し得ず、天の父われにいまして御業を為さしめ給うなり」と云うようになっているからこそ、そのような不可思議な奇蹟的治癒と云うものが現れて来たのであります。

 このような機構によって現実界の人々は救われるのでありますから、或る講師や先輩の信者に救われたら、「私はあの人を媒介として救われたのである」と大いに感銘して感謝をするのはいいのですけれども、その講師や先輩が何かの心境変化で生長の家の役職を辞めたら、「私はあの人に救われたのだから、あの人が辞めたら、私が生長の家にいてはあの人に義理が立たぬから、私も生長の家をやめます」なんて云うのは、大変な心得ちがいであります。夫々の講師や先輩は神様から見れば一つのスピーカーとして働いて、そのスピーカーから出る教えによって相手の人は指導されて救われたのでありますから、救いの本尊は高級霊界にあり、その奥に創造神の大慈悲があるのであります。だからある講師とか役職の人が辞めることになったら、スピーカーの取替が行われたと云うことになるのであり、又かわりの人はおのずから次ぎにちゃんと用意されると云うことになるのであります。

 例えば先般生長の家のさきの婦人部長が或る事情で退職なさいました時の如き、その退職を申出られた丁度其の翌日に、実にその翌日にです。前に長崎大学の学長をしておられた高瀬清博士とその夫人の高瀬不二子さんが私の宅へやって来られて、高瀬博士は、千葉県の或る病院と、八王子の或る病院と、もう一つ東京の或る病院と、此の三つの病院から掛け持ちで来て呉れと云うので、広島から東京に移住することになったので挨拶に来ましたと言われる。そして当分、博士の方は、千葉の病院の公宅に住むことになっていて、其処でちゃんと食事の世話もして呉れるし、日常生活の色々の世話も係りの人たちがして呉れることになっているから、夫人の方は暇だから、何か生長の家の用事があったら使って下さいとこう言われたのであります。私が「千葉から本部へお通いになるのは遠いですな」と言うと、「いや、東京の板橋に妹の家がありまして、そして何時でも出て来られるのですから、毎日でも本部へ出て来られます」と言われる。それで高瀬夫人なら、在来の御経歴から、生長の家に深い御体験のある上から、適当な方であるので、丁度今椅子が空いている本部の婦人部長に就任して頂くようお願いした訳であります。必要な役職の人員が一人辞められるとちゃんとその次ぎに後任が出来ていると云う此の事実は、この運動が、人間だけの運動ではなくして、高級霊界からの運動であって霊界の運動が地上に投影しているのであるから、霊界の影として、其処に必要な人物は登場して来ることになるのです。だから霊界に人類光明化の運動があるかぎり、スクリーンが幾ら変っても、其処には、やはりその通りの影が映って来る訳であります。
<つづく>


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