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聖典引用 板

763うのはな:2012/06/01(金) 20:24:53 ID:???
>761 つづき

 ある日町役場へ赴いた。丁度議会の開催中であった。特に時間を三十分程、割いて頂き、
議場で町三役や議員全員に、生長の家に就いてお話しし、現在土地購入中であり、この町にお世話になりたい旨を
お願いして応接室へ帰った。
 しばらくして町長である堀内繁松氏が走ってきた。
「唯今緊急動議で議決しました。それは、生長の家さんに、是非この町へ来て頂きたいから、“生長の家誘致委員会”をつくることを、
委員も委員長も併せて、全員一致の賛成で決定しました」という知らせであった。嬉しかった。本当に嬉しかった。
委員の人々の説得によって、その日から土地の購入は目に見えて進んで行った。
腰の曲った老婆が一人、ゆっくりと山へ登っている。訊いてみると、「生長の家さんにお渡しする前に、うちの土地を、生きているうち最後に
見て置きたい」

 毎日奔走してお世話下さった誘致委員をはじめ、土地所有者の方達のうち、既に亡き人もまことに多い。
土地には、その所有者も知らなかった瑕疵や、考えも及ばない種々の事案が、時に潜在しているものである。
しかし、多くの人々の御努力や、まごころのお陰で、実に順調に購入が進んで行ったのである。

 その年の九月二十八日、総裁先生が現地にお越しになった。しかしその翌日は、宇治の「入龍宮幽斎殿」の上棟式のため充分な時間がなく、
国道沿いと県道を、自動車を走らせつつ中から用地を御覧になっただけである。
 総裁先生に是非御挨拶したいと、町長や議員など、町の役職員が全部随行していた。
昼食時であったので、総裁先生にドライブインで御食事をお摂り頂いた。

 先生はお書きになっていられる。
『この土地の地名を書くことを忘れていたが、“西彼町”と書いて、この町が西方の彼岸に渡る
悟りの町であることをあらわしている。正午前に町長及び町の役員さんたちが私の昼食のために休憩した
大村湾に面するドライブインに訪問して来られて、「生長の家さんがこの町に来て下さったら、セイチョウが発展しますので
生長の家誘致委員会というのが町の役員で組織せられて応援することになっています」と
言われるのである。

「いいえ、吾々のところは単にセイチョウではなく、生長の家と称うんです」と答えると、
「セイチョウというのはこの町の名前です」と言われるのである。
この町の人は西彼町の“彼”を“ヒ”と発音しないで“彼イ”と発音せられるから“セイチョウ”と
耳にきこえるのである。その町名が漢字では西方の彼岸にわたる悟りの町である上に、発音では“生長の家”
そのままに“セイチョウ”と読むのだから神縁深く既に計画された土地だということがわかるのである』と。

 つづく


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