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聖典引用 板
636
:
うのはな
:2012/05/11(金) 18:30:10 ID:???
大聖師御講義『続々甘露の法雨』 谷口清超編纂 はしがき
生長の家の聖経では『甘露の法雨』とその続編の『天使の言葉』とが、まず
谷口雅春大聖師によって書き下ろされた。それから『続々甘露の法雨』が作詩されたが、
これらは「三部経」として大切に日々読誦されている。
そこには生長の家の真理が、流麗な文章で書かれていて、毎日読誦しているそのリズムによって、
知らず知らずのうちに教えの神髄が自覚されてくるものだ。
とくにこの『続々甘露の法雨』は、病人の心を励まし救うところの力強い言葉が満ちあふれているので、
「病気になったら読む」という人もいて、そうした功徳もあるが、実は人生万般の現象すべてをナシと断定する
“真理の言葉”であるから、あれこれと現象を掴まず、ただ「そのままの心」で感謝して拝読するのが一番よいのである。
この点について、大聖師は本文第四話の中で、次のように御教示されている。
『「健康は既に汝を訪れたりと知れ」ここが大切ですね。これから病気を治そうと思うと、病気を心で掴むでしょう。
「既に健康は訪れた」とこう思ったら、心はもう病気を掴まんですよ。「病気を治したい」というのは、「病気がある」という
観念が働いているから、心に念ずるものがあらわれるのですから、それではまずいですね。
「既に健康である」と健康を念ずるがよい。だから神想観をしても「神の生命流れ入って私の病気を今治し給いつつある」と念ずる。
まあこれでも効かんことはないけれども、そう念ずるよりも「神の生命流れ入りて光明燦然と輝いて、病気はどこにも無い既に健康である」と、
その既に健康である相をじーっと観ずる方がいいんです。
“病気を治し給う”じゃ「病気がある」という観念が矢張り働くからまずいですね。
それで、『心を鎮めて平和ならしむるの秘訣は唯「有難う」と一切のものに感謝するにあり』と示されている通りに、
“ありがとうございます。ありがとうございます”と感謝するんです。
本当に感謝の念を起すということが必要であります。しかし、まだ実際に感謝の念が起らないでも“ありがとうございます。
ありがとうございます”と、こう言葉に出して繰返し言っておりますと、“言葉の力”で感謝の念が湧いてくるのであります。』
つづく
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