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聖典引用 板

623うのはな:2012/05/08(火) 20:58:19 ID:???
黒塗り教科書

 昭和二十年、終戦の詔勅を私はスマトラで拝しました。
一年間の捕虜の生活の末、日本に帰還しました。妻は三鷹第三小学校で教員を
しており、六年生の担任をしていました。戦争が終り、何もかも大変動が起りましたが、
教育界の大混乱もその大なるものの一つでした。妻の語るところによると、子供たちに墨を
すらせて、国語、歴史、地理等の教科書にでてくる天照大神、ニニギノミコト、神武天皇をはじめ、
天壌無窮の神勅などを真黒に抹消することが授業として続きました。

これまで最高に尊いものとしてあがめてきたものを、児童を使って消し去るという残酷なことを誰が
考えたのであろうか。先生も子どもも泣きながら、その占領政策に従ったのでした。
 これは、ほんの序の口で、次から次へと日本の大きな礎石が破壊され、とり去られて行きました。
私は、まもなく付属中学の校長に任命されました。
夜を徹して、青年教師と語りつつ、これからの教育方針を打ちたてなければなりませんでした。
そして、三つの柱ができました。

 第一、これからの教育は科学的でなければならない。やまとだましいと竹槍では、原子爆弾に
 立ち向うことはできない。

 第二、何でも言える強い人間に、民主主義を土台として平和国家をつくる。
 (こうして師範学校は廃止された)

 第三、再び、子どもを戦場におくるな.....。

これらの逆風をうけて、非科学的で、戦争のもととなったのが神話的歴史であるとの
攻撃がさかんに行なわれるようになってきました。神話的歴史が消えて考古学が中心となり、
日本は、権力、武力、財力の強大な豪族が勝ちのこり、それが今の天皇の先祖であるという
単純な国の成り立ちとなり、建国の理想もなく、劣等民族の教育が四十年、五十年と続いてきたのです。

こうして、『古事記』『日本書紀』に登場してくる日本建国の大ロマンは教科書から一切消え去り、今や、
神武天皇の名も知らず、天照大神を「てんしょうだいじん」と読み、「日の丸」も「君が代」も、
その意味も教えられずに育った若い世代が人口の過半数を占めるようになっているのであります。

 『子育て免許証』 鹿沼景揚 先生著


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