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聖典引用 板
619
:
うのはな
:2012/05/08(火) 17:30:18 ID:???
不思善悪
「神様、この問題をよろしくお願いします。よいお答えを下さい」と、義母の「叱る教育」
と、私の「ほめる教育」の意見のくいちがいのとき、一心に神様にお伺いしていると、神様が
すばらしいアイデアを教えて下さいました。
ある日、突然、天来の声をききました。
“不思善悪!!”これはすごいお答えでした。
この世の中には人間知でおしはかって何が善、何が悪ときまることはできない事がたくさんあります。
どんなに「善」と思うことでも、ある立場に立って、これしか善はないと握ってしまったら、もうそこから
善がなくなっているのです。今までは自分が握っている「ほめる教育」が正しくて「叱る教育」はまちがっていると、ただその
立場にこりかかたまっていたため、すっかり大自在性を失っていたのです。
ほめるばかりでそれでいいとは限らない。このわが家の子どもたちには、親のしつけが行き届かないから、おばあちゃんのしつけが
丁度必要なのであって、これはまさに天の配剤ともいうべきであります。
私の足りない面を補ない、どんな波風にも堪えられるような強い教育をして下さっているのです。
『生命の實相』題14巻の教育篇にはすばらしい強いお言葉があります。
遺伝が良くないといって絶望するな。胎教を過ったといって失望するな。
人間はその最も深いところに実に根強く、神の子としての神性の遺伝を持っているのである。
神性の根強い遺伝に比ぶれば、数代前十数代前くらいからの遺伝の力は太陽の前の星でしかないのだ。
このことを強く信ずるものは幸いなるかな。
諸君よ、われわれが毎日子供の心に対して「この馬鹿者めが!」とか「貴様は実に不良だ!」とか
始終罵声をあびせかけることによって子供の心に「悪い種子」を蒔いてさえも、なおそれほどに実際に馬鹿者が出現せず、
不良が出現しないのは何故であるか。これこそ実に強く神から護られた「神性の遺伝」がわれわれにはたらいていてくれる
証拠であるのである。(一九四頁)
生長の家の教育法の何と行き届いていることであろう。教育に失敗したと言ってどんなに失望、落胆している者にも、限りない
勇気と光明を与えて下さるのであります。
つづく
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