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聖典引用 板

606金木犀:2012/05/07(月) 08:06:31 ID:WQgf7Y2.
昭和五十七年六月号『生長の家』から「甦る建国の精神」
龍宮住吉本宮で行われた紀元祭の様子

美しい自然と太陽に恵まれた総本山の空は抜けるように青い、樹木の枝には若芽がふくらみ、龍宮住吉本宮の境内地は透き通るような新緑に蔽われていく。太陽の光も揺れて、桜前線が南から北へ進むと、参道の金蓮花は今が盛りと咲き誇っている。明るい総本山の素晴らしい春だ。桜をたずねて野に出る人々が、ひきもきらずに総本山を訪れて来る。此の頃は、龍宮住吉本宮、龍宮住吉霊宮に参拝を済ませたその足で温故資料館を拝観していく人々の数が一日約百名にも達するほどになった。また龍宮横の峰に建立中の「七つの灯台」を仰ぎ見、その威容に賛嘆して、「さすがに生長の家は日本一だ!!」との声も聞かれるようになって来た。

この早春の総本山で、去る二月十一日、地元を中心に一五〇余名の熱烈な愛国者が相集い、紀元祭が厳粛に執り行われた。総本山ではこの日のために、西彼町、琴海町、大瀬戸町の全戸(約八千戸)に、新聞折込チラシ配布の愛行を行って来た。その結果、此の度の紀元祭には、西彼町をはじめ各町民も積極的に参加して、例年にない盛大な紀元祭となった。この日を待ちに待っていた地元の鳥伽老人クラブの人々は、朝早くから駆けつけ、顕斎殿前に置かれている「さざれ石」の前に立って、日本の昔の姿に思いを馳せ、深い感銘を受けながら、晴れの式典に他の人々と共に参列した。

鎮護国家出龍宮顕斎殿の住吉大神の御前で国の誕生日を奉祝できる無上の悦びが、それぞれ参列者の顔に溢れている。午後十時、国歌・君が代斉唱のあと、ただちに式典が始められた。修祓、御扉開扉の儀、招神歌、献饌のあと、宮司が恭々しく祭壇に進む。東方に姿勢を正して「伊勢皇大神宮並びに橿原神宮遥拝式」が、熱烈なる愛国精神の雰囲気の中で執り行われる。続いて宮司より祝詞が奏上され、宇宙浄化の祈りがなされると、皇紀二千六百四十二年の記念すべき日の慶びが、誰の胸にも熱く高まり、荘厳な中にも護国の理念が甦ってくる。さらに、日本書紀神典がよどみなく奉読されると、日本人としての魂の誇りと悦びが沸々と湧き起こり、会場全体が深い感動につつまれていく。なかでも、老人クラブの人々は、甦る建国の魂に我を忘れ、青年に若返ったような輝かしい目をして式典を見守っている。楽しい紀元節奉祝歌の斉唱のひとときには、誰もが童心にもどって声高らかに歌っていた。歌う喜びの中に、天皇仰慕の心がいやが上にも高まり、涙さえ浮かべる人も見られた。式は粛々と進行し、玉串奉奠が来賓及び関係者によってなされたあと、大和理念が地上に悠久であれと、神舞姫の正装で舞う「悠久の舞」があでやかに奉納され、午前十一時四十分式典は滞りなく終了した。

このあと西彼町町長が来賓代表の挨拶に立たれ、
「今日ほど瑞穂の国日本に生れた喜びを感じたことはございません。今の日本の教育は荒廃し切っています。この御教えを教育の中にとり入れ、真の日本人造りのために、正しい教育をすべきだと痛感致しました。私達も龍宮住吉本宮のお膝元で、神聖日本国再建のために頑張ります」と力強く述べられた。

これを受けて、良元宮司は、
「住吉大神より使命を受けられた皆様すべてが、私たちの人類光明化運動に参加して頂き、それぞれの地元で天皇国日本の実現のために、立ち上がって下さい」と、熱烈な挨拶、参列者一同に深い感動を与えた。
「今日はほんとうに素晴らしい一日でした」
「来年はもっと多くの人達を連れて、きっとやって来ます。それまで皆様も頑張ってください」
と、互いにあらためて祖国再建の志を誓い合った総本山の一日であった。


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