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聖典引用 板
562
:
金木犀
:2012/04/30(月) 19:13:49 ID:fLEJ35eI
『生長の家』誌昭和五十七年六月号より
『古事記』連続講話(ラジオ放送より) 谷口雅春先生
「夫先ず唱え妻これに随う」という天地の法則(2)
ご主人は“観音様”ですよ
『皆さんも御存知と思いますが、九月の『生長の家』誌の増刊号を、上の女の子が歯医者さんに行きまして、「知らないおばさんから貰ったのよ」と言って貰って来ました。そして「お母さんね、お父さんがパチンコや競輪に夢中になるのは何かあると思うのよ。それがここに書いてあるから見ておいてね」と言って娘は会社に行ったのです。
私は浮かぬ顔をして「ああ、こんなの見たってどうしようもないわね」と思い思い手に取って開いてみまして、はっと思ったのです。本当にどうしようもない時でしたので、
「これは子供が言う事じゃない、何かのお導きかも知れない」
と思って教化部の道場に行ったのです。そしたらその時の講師が、藤井先生でございまして、「どうしました?」と聞かれました。私はこれ幸いと思いまして今までの胸の支えを吐き出すようにペラペラと話したんです。そうしましたところ先生は、「御主人に感謝をしなさい」とおっしゃるんです。「まあ主人のどこを取って感謝すればいいのですか?」と私は言ったんです。そうしたら、「御主人は観音様ですよ。あなたの心の姿が形に現れてそういうことになっているんですよ。御主人にあなたが下から出て感謝をしたらいいんですよ。あなたは毎日道場へ来て、一人一人の講師のお話を聞いて、御主人は観音様だから、御主人を上に立てて、自分は下に降りて、御主人に感謝をしなさい」
とおっしゃって、三時間半もかかって、私と腰を突き合わせて、長いこと一所懸命になって夫婦の生活の原理をお話下さったのであります。そして、
「あなたはきっと幸せになりますよ」
とおっしゃいました。私には“幸せ”なんて縁遠いと思っていたのですけれども、幸せということを聞いたものですから、もう無我夢中でした。それで、先生のおっしゃいましたように、その場ですぐ、主人と私を聖使命会に入会させて頂きました。更に、子供達三人も入会させて頂き、それから霊宮聖使命会二十柱申し込み、そして毎月道場通いを始めました』
「れいぐう」というのは“霊のお宮”と書きます。これは京都府の宇治(お茶の名所)に生長の家別格本山というのがありまして、そこに宝蔵神社と言って、信徒や誌友の祖先を、特に生長の家の真理で祀って上げる神社があるのです。生長の家の誌友や信徒は、霊界へ行った魂でも、生きている人と同じように考えて、生長の家の聖使命会員に霊魂を登録して祀って上げる。これが“霊宮聖使命会員としてお祀りして上げる”ということです。それで、祖先の人達を十柱もお祀りして上げたというわけです。
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