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聖典引用 板

534a hope:2012/04/27(金) 10:14:14 ID:kcv2QXTk

人生読本 谷口雅春先生著

善い言葉は人生の宝(前半)


善き言葉は人生の宝であります。何がなくとも「深切」は言葉でできるのです。貧乏では深切ができない、金がなければ深切ができないというようなものではないのであって、私達は深切の第一歩を言葉によって実行する事ができるのであります。人に深切な言葉をかけてあげる、人が意気消沈している時にそれを鼓舞(こぶ)して高め上げるような言葉を出す、これが深切であります。

人が誰も同情してくらない、淋しくなって人生を呪うような心の起こった時に、本当に深切な表情をして、深切な微笑を投げかける、これが深切の実行であります。誰だって微笑はできるのでありまして、その深切な微笑がどれだけ相手を生かすことになるか分からないのであります。私達は、なんにも持っていないから深切ができないと言うのはあまり物質的な考えに執(とら)われているのであります。

本当に深切にしようと思えば、どんな場合でもできないという事はないのであります。常に優しい心持をもち、愛に満ちた霑(うるお)いのある心を持ち、人に接する時、拝み合い感謝し合い、相手を尊敬して、その自信を失わしめない。これが深切の中の一番深切になるのであります。どんなに金をやっても或いは物をやっても、本当にその人を尊ばなければ深切にはならないという事になります。

「貴様みたいな仕方のない奴はこいつやるから持って帰れ」と乱暴な言葉を出して千円札を放り出したところが、それは深切にはならないで却って恨まれるかも知れません。物を与えても相手を怒らせるのは、それは深切にならないのです。物をやらなくとも相手を生かして喜ばすようにすれば、それが本当に深切をした事になるのであります。

(つづく)


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