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聖典引用 板

484復興G:2012/04/20(金) 12:51:22 ID:ojEbkDH2


<つづき>
谷口雅春先生『實相と現象』より
『「七つの光明宣言」解義』(20)

 そういうわけで吾々が実相を観る目を開いて敵の無い世界を見ると、そこにすべてのものが互いに調和しながら共存共栄の繁栄・平和の世界が実現するのであります。だから正しき人生観と正しき生活法と正しき教育法が必要になって来るのであります。

 だから七つの光明宣言の第七ヵ条には、

  吾等は正しき人生観と正しき生活法と正しき教育法とにより病苦その他一切の人生苦を克服し相愛協力の天国を地上に建設せんが為に実際運動を起こす。

 と宣言されているのであります。生長の家は、この光明宣言の第七ヵ条に書かれてありますように、天国を地上に建設するための実際運動であり、それは発祥当初から宣言されているのであります。生長の家の信仰を生活に実践すれば、健康も得られ、繁栄も達成せられるけれども、ただ単に、個人の自分だけが悟って、それで自分だけが幸福を得たらそれでおしまいというような、そういう小さな目的の団体ではないのであります。

 すべての人類に正しき人生観を知らせること。人間がこの世の中に生れた意義は何であるか、それをまず知らせること。それからこの人生を如何に生きるのが正しいか。その正しい生き方、生活法を知らせること。人間は自己の生命の生長をせしめるためにはどのような法則に従わねばならぬか。心の法則はこうであるから、このような心懸けで生活すれば、人間は幸福になることができるのである。これを教えて人類全艦の生活を至福の天国にするのが生長の家の使命であります。

 次には正しい教育法を教える。さっきの八百半の実例でいえば、“敵”と見えるのも“敵”ではない。それを祝福したら、かえって自分がいっそう繁昌するのであるというような、そういうすばらしい凡ての人が幸福繁昌の生かし合いの生活法を教える。そして正しき教育法によって次代の人類及び国家の運命を背負って立つ立派な人間をつくる。

 今までの教育法では子供の欠点を指摘して、「お前はここが悪い。数学が下手であるから、よく勉強しなさい」というように、欠点をみつけて、その欠点を改善させるつもりで教育して、かえって子供に劣等感を植え付けながら善くしようと思っておった。いや子供だけではない、人間全体を「罪悪深重」といい、「罪の子」として教えた。

 このような間違った教育法を改めて、そしてすべての人間に“言葉の力”によって、本来ないところの“悪”を無いと宣言することによって消滅して、病気を治したり、人生苦をなくしたり、犯罪傾向を無くしたり、一切の悪を消尽して、皆なが「人間、神の子。互いに兄弟姉妹である」との自覚をもって互いに愛し愛されて、相愛協力の人類すべてが拝み合い、互いに力を合わして、みんなが栄えて行くところの地上天国を建設せんが為の、実際運動を起こすのが、生長の家であるというわけであります。皆さんは、そういう高い理想と、重大な目的との為に、ここへ集まって来ておられるのでありまして、自分だけが救われたらいいというような、けちな考えの人はいないわけなのであります。

 さて、その為には、自分自身が神の子であるという事を悟らねばなりません。皆さん、十分、『生命の實相』を読み、真理を体得し、“国の柱”となり、“人類の救済者”となり、神が皆さんを人類光明化の選士として選びたもうた、その使命を忘れずに一路邁進、愛行に努力せられんことを希望いたします。
<終わり> 
 (昭和39年5月・青年会全国大会講話)
    〈「理想世界」昭和39年9〜11月〉


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