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聖典引用 板

410金木犀:2012/04/15(日) 16:12:22 ID:zilIu2tA
『神真理を告げ給う』から
第四章 地上に於ける人間生活の意義(2) 

人間の肉体は“わたし”の生命が地球上という“場”に於いて自己顕現するための必須の媒体として“わたし”がそれに生命力を与え、“わたし”の設計に従ってその機構が定められて完全に生理作用をいとなむように構造せられたものであるから、不完全な出来そこないというものは本来無いのである。

けれども肉体の自我には完全な自治を与えてあるから、その自我の自由意志に従って、その完全な機構の運転を進めることも遅らすことも、乱調子にすることも、調和ある状態にすることも自由なのである。病気というものも過去の業の自働的あらわれとして出て来るものもあるが、大抵は、人体自身の「病気になりたい意志」の表現として、本来病気でないものが、病気な心をスクリーンに映し出してそれを映画のようにテレビのように見ているのである。そして肉体の感覚は苦しんでいるのに、彼の「病気になりたい意志」はその希望を満足し得たことを痛快に思い、「わしの創作した病気は、どんな医術でも治し得ない最大の傑作だ」とほ’く’そ’笑んでいるのもある。しかし、その「病気になりたい意志」が作り出したどんな傑作の病気があらわれていても、あなたたちの実相である“神の子”の真身は、病まず、老いず、疲れず、永遠に健かに、若々しい金剛不壊不老不憊(ふはい)の霊身である――このことをあなた達は決して忘れてはならないのである。



金剛不壊不老不憊の霊的真身を“肉体の心”が知るためには、その霊的真身の波動を“肉体の心”の現在意識に感受し得るように徐々にその脳髄機構が発達しなければならないのである。機構の成熟発達も必要であるけれども機構の成熟発達だけでは尚足りないのである。その機構を実相の霊的真身の波動を感受し得るように操作の訓練が必要なのである。機構の成熟発達は電子計算機のハードウェアの整備のようなものであり、その操作の訓練は電子計算機のソフトウェアのようなものである。



脳髄機構が成熟発達し来るにつれて、人間はだんだん物質的なものに直接触れてその波動を感受する触覚から、稍々物質から離れて感受し得る臭覚、更に離れた距離に於いて感受する力をもつところの聴覚等が発達して来、ついに数十億マイル彼方にまで離れている天体から発する光の波動まで感受し得る視覚が発達して来るのである。しかし此等はいずれも物質の波動を感受するのであって、霊的波動を感受する程度にまで発達していないのである。これでは彼の魂は、まだ物質界という囹圄(れいご)の中で右往左往しているだけなのである。彼らはまだ物質の世界のみに住んでいて霊的世界に住む段階にまでは発達していないのである。


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