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聖典引用 板

392さくら(ひらがな、):2012/04/13(金) 13:05:29 ID:tPVxKQcE
 こんにちは!


『ヨハネ伝』講義 谷口雅春

 第一講

これから『ヨハネ伝福音書』の講義を致します。生長の家で『古事記』を講義したり聖書
を講義したり、或は仏典を講義したりするのは、どう云う訳であるかと申しますと、生長
の家の集りは、一宗一派ではなく万教帰一の真理を説くのですから、神道の人もやって来
られれば、キリスト教の人もやって来られるし、仏教の人もやって来られる、それらの色
々の人達が指導を求めにやってこられるからであります。集まってくる人の中には何か病
気癒しの秘伝秘術と云う風なものを習いに来たつもりで来る人もあるが、道場に坐ってい
ても秘伝も秘術も何も教えて呉れない。当たり前のことを当たり前に言っている、何だつ
まらないと言うような人があるかも知れませんが此の当り前の処に人生を幸福にする秘訣
も病気を治す秘伝もあるんですけれども、それに気がついて居られない人が多いのです。
太陽は照っておっても、目を閉じて居ったら、実際明るいかどうか分からないのです。そ
れで太陽よりも人工的な光線の方が明るいように思う人がある。電灯がともると昼の光よ
りは明るい様な感じがするけれども、本当は人工光線の照明よりも自然の太陽光線の方が
明るいのです。我々を生かす力も本当は太陽光線の方が多くあって人工光線の中には少な
いのです。人工的なものは或る程度まで効くには効きますけれども本当の生かす力と云う
ものは自然の光の中にあるのだと思ってもらわなければならないのです。そんな訳で生長
の家は、別に手のひら療法でも、気合術でも、霊気療法でもないのでありますから、余所
の宗教のように、そう云う術は教えません。どう云うお札を胸にさげていたらその霊的療
法がよく効くとか、そう云うことも申しません。ただ一切の宗教の真髄を知って戴く、す
ると、宗教というものは「個」の生命を宇宙の大生命に合一せしめるのですから病気も自
然と消えてしまうのです。病気を宗教家が治すのでない。病気は「個」と大生命との合一
が失われているから、その結果起こるのだから、宇宙大生命との合一が回復されたら病気
はないと云う事を説いているのが生長の家であります。

 太初に言り、言は神と偕にあり、言は神なりき。この言は太初に神とともに在り、万の
 物これに由りて成り、成りたる物に一つとして之によらで成りたるはなし。之に生命あ
 り、この生命は人の光なりき。光は暗黒に照る、而して暗黒は之を悟らざりき。
                                (第一章一〜五節)

 これが『ヨハネ伝福音書』の最初にある言葉であります。この『ヨハネ伝福音書』は四
福音書の中で、最も霊的な最も実相をよく描いた福音書でありまして、外の福音書はイエ
スの肉体の親が誰で、どう云う系統で生まれたと云うような、肉体、物質的なことなんか
が最初に書かれてありますけれども、これは初めから、言とは何であるか、神とは何であ
るか、生命とは何であるか光とは何であるかと云うことから書初めておりまして、それに
書いてあることは生長の家に説くところ同じことが書いてあるのであります。無論、読み
方によっては生長の家とは違うようにも読めるのでありますが、宗教は「和を以て貴し」
とするのですから、何宗の経典も其の神髄を掴み出せば、どの宗教でも斯くの如く同じ真
理になるものであると、万教帰一的な真理を教えて宗派の対立をなくすのが生長の家であ
ります。そのつもりで聴いて頂きます。
 それで「言は神である」と云うことをはっきりさせたいと云うので、言霊学の極概論を
やろうと思うのであります。


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