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聖典引用 板

3324志恩:2016/12/16(金) 18:05:09 ID:6hRUvSRg
『他(ひと)から見て どう見えるか』

仕事でも、顔でも、店構えでも、事務所の玄関でも、外から見てどう見える
かを調べてから、他に見せるようにすることが大切です。

仕事をする上からいえば、自分はその仕事をやりとげることに熱心すぎて、
ちょっとぐらいよごれていても、気がつかない事がありがちです。

いかに立派な製品でも、ほんのちょっと手垢がついているために、つまら
ないものだと見向きもされないこともあります。

まず自分がお客になって玄関へ入って行くと、どんな感じがするか、什器や
椅子の並べ方は不快ではないか、応接室で待っているとどんな感じがする
か、何分間待たせられるか、待っている間に放っておかれるか、何か出され
るか、その出し方はどんなふうにするか、読み物はあるか、最初の面談は
どんなふうに始められるか。

・・・・・こんなことでも、自分が客となって
見なければわからないのです。

他の事務所や商店と比較してみて、悪いところはできるだけ廃(や)める
ようにし、良い所はできるだけ取り入れるようにし、さらによそに見られぬ
好い感じを出すようにしなければなりません。

自分の店や自分の事務所ばかりを見ていては、欠点があっても、その欠点は
慣れてしまって、それが当たり前のような気がして気づかないものです。

臭い空気に慣れてしまっては、その空気が臭い空気だということに気がつき
ません。しかし外から入って来たら、「なんてここは臭い空気だろう」と
気がつくのです。 客は外から入って来るのですから、一番誰よりもその
室(へや)の空気の良し悪しには気がつくのです。

室の空気の良し悪しというのは、鼻から吸う空気だけのことではありませ
ん。 心で吸うなんとなきその室の味です。その室の匂いです。

その室の感じです。

その中には人間のようすもあり、微笑もあり、心の思い
もあり、椅子や家具の並べ方もあり、「ああ、ここは気持ちが好い」と思わ
れるようにしなければなりません。

(谷口雅春先生の言葉)


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