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聖典引用 板

3309志恩:2016/12/10(土) 07:17:31 ID:6hRUvSRg
今を生かされていることに感謝

今を生きていることに感謝すると同時に、
私たちは「今を生かされている」ことに感謝することが肝要です。

大いなる自然界に生かされているからこそ、私たちは毎日、
食べたり飲んだり語らったりすることができるのです。

生きていることは当たり前のことではありません。

様々な要素、奇蹟的な巡り合わせが重なった結果、私たちはこうして生きています。
日本人は「心構え」や「覚悟」という言葉を大事にしてきました。

生きている間に起ることすべてに対して、「自分が責任をとる」
「すべてを受け入れる」という姿勢を貫いてきたからです。
心構えも覚悟も「心の準備」なのです。

心の準備は、いつどこからすればいいというものではありません。
それは一人ひとりが普段から行うものであり、胸の内で静かに行ったらよいと思います。

武士道では「生きることは死ぬること」とされます。
あらゆる事態を想定して、つまりいつ死んでもいいように普段から身綺麗にし、
心の準備をするということです。

また「武士に二言なし」という言葉もあります。これは「武士の一言」から発生した言葉です。
武士の一言とは「言い訳なき真実を保証する」こと。だから二言はないというわけです。

病気や死についても、私たちはそれぞれが心の準備を求められます。
急性期医療、つまり、病気が発症した直後の医療よりも、
長い期間の治療を必要とする慢性期医療では、患者さんにとって、医師をはじめとする
医療スタッフや身内の方々とのきめ細やかなコミュニケーションが必要となります。
患者さんは精神的、肉体的につらいことが多く、自分の伝えたいことをうまく伝えられない
ような場合があるでしょう。
また、身体の不調からストレスが溜まり、治療そのものに嫌気がさすこともあります。

そんな状況でも、忘れてはならないことがあります。それは「すべては学び」という言葉です。

私たちは「おかげさま」という、ネットワークから、いかなる時も試されています。

どんなにうまくいかない時でも、今ある現実をいったん全部受け入れてください。
そして、うまくいかない理由ときちんと向き合ってみることが大切です。
あるがままの自分を受け入れ、苦境から学ぶことが、自分と周囲に対する
最上の愛へとつながっていきます。

生きることとは死ぬこと。あるがままの自分を受け入れ、すべては学びである」と知る。

あなたは一人で生きているのではない。
自分だけが悪いとか、相手だけが悪いと思っていては、正しい生き方を見つけることは
できない。

(矢作直樹氏著『おかげさまで生きる』より)


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