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聖典引用 板
3097
:
a hope
:2014/10/30(木) 17:53:30 ID:cEpBaIdo
>>3069
つづき
(第四条・雅春先生のご解説) p23 後から1行目〜
この第四条に於いては、「人間・神の子の自覚」とは如何なる内容のものであるかと云うことが書かれて居るのであります。
それは、今読みました所で明らかであります様に、「自己を一切者とする自覚」と云うのであります。
爰(ここ)には、単に「神様が私を生んだから、私は神の子だ」と云う漠然とした宗教感情だけに止まらず、哲学的にそれが解明してあるのであります。
即ち、自分というものは只(ただ)の個人だと云うようなものではなくて、「自分は全宇宙を包容するところの実体であって、自分は全てである」と云うこの大自覚である。
これこそ本当に「自分自身に深切であれ」と云うことであるわけであります。
「自分自身に本当に深切である」と云うことは、自分の責任を回避すると云うことであってはならない。
責任を回避しなければならぬような小さいものだと「自分自身」を思うことは、自分を侮辱していることであり、自分に深切をしていないと云うことになるのであります。
だから自分を一切者とする此の自覚の発動こそ真に「人間・神の子の自覚」の証左であるのであります。
(つづく)
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