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聖典引用 板
2993
:
a hope
:2014/07/03(木) 11:19:36 ID:cEpBaIdo
(
>>2992
a hope 所感)
わたしは、先日、web誌友会のお勉強のめに、生命の實相第13巻 p170 の『物質の否定・棄揚・実相の肯定』の文章を拝読していて、なんとなく違和感を覚えました。
その違和感は、「ここにはとても大切な真理が述べられていそうなのに、具体的な事例が少なく抽象論で終わっていて、理解しにくいな」というものでした。
ですが、今回、そのオリジナルと思われる文章を「邁進日本の心と力」の中に発見し、
そのわたしの違和感は正しい物であったと確信できました。
その部分は、当時の日本人が日本を「神国」と呼んでいたような時代に書かれただけあって、
雅春先生が今回の真理である「実相の肯定」の具体例としてあげられている内容が、
「神国の肯定」になってしまっているのだと感じました。
ですが、今現在の日本で国民に、「あなたは日本を神国だと信じていますか?」という質問をしたら、
いったい何パーセントの人が「ハイ」と答えるのでしょうか?
ちなみに1年前のわたしの答えは、確実に「いいえ」でした。
そして、今現在でも「勉強不足でよくわかりません。」です。
それくらいの、自覚しかない国民が多く暮らす現代の日本で、この雅春先生の御文章は、残念ですが一般的には受け入れがたいものなのではないかと思います。
ですがその御文章の内容は、真理だと思うので、わたしにはとても理解しやすいです。
<<『物質はある』と云う論者は『実在』と『表現』とを混同しているので、『表現』のことを、『ある』と間違えているのである。
『本当にある』が、それが『表現』であるかは、それが変化しない存在であるか、変化無常の相であるかを見ていれば分かるのである。
物質は変化無常のものであるから、吾々は『物質は実在(ある)のではない』と云い、それは単に表現(あらわれ)であると云うのである。>>
と文中にありますが、
真理「本当にあるもの」つまり「実相」は普遍であるが、「表現」は時代によって変化するものであるという実際の具体例として、
雅春先生ご自身が示して下さった、この事例(聖典からの戦前の状況に関連した「愛国」「天皇」に関する御文章の削除)を拝見して、わたしはとても納得でしました。
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